Bem vindos ao site da Fadista Kumiko               Kumiko Tsumori                                                                               em Português

2005/6/13


 今日は寮生のスペイン人のヴェロニカ一家とアルファマへ。ファドが大好きで、アルファマのファド・ヴァディオ(お客がどんどん歌う)でよく歌う彼女。スペインから来ている両親とパテオに行きたいとのことだったが、今日はパテオはお休みなので、みんなでアルファマへ。閉まっていたり満席だったりでいろいろまわって、Gutarras de Lisboaという新しいプロフェッショナルのお店へ。
クリックすると元のサイズで表示します

 店内やサービスはとても感じがいい。トイレも綺麗。ちゃんと一人一人使えるようタオルが置いてある。間接照明もいい感じ。食事も薄味で日本人好みだった。

 ファドは歌手はいまいちだったけれど、ギターが上手かった。昔ながらのファド弾きの世界、私はとっても好きだった。歌手に曲名を聞きにいったら、話の流れで歌わせてもらえることに。特訓したばかりの曲を歌う。大好きな一曲。ギターラの音が本当に心地いい。導いてくれるし、世界を共有できる感覚が音からわかる。いままでになかった歌になった。
 実はポルトガルギターの方は1993年にアマリアと一緒に来日しているルイス・リベイロさん。ちょっとした大物と共演させていただきました。
 でも、よく考えてみたら、いつも教えてくれるアントニオ・パレイラ氏もアマリアとやっていた人。えらそうじゃないから忘れちゃうんですけど大物です!
クリックすると元のサイズで表示します
(ルイスさんと歌う。左がルイスさん。中央は私、暗い・・・。)

クリックすると元のサイズで表示します
(ヴェロニカと。アマリアが大好きな彼女。)

 帰りにファド博物館で弾いていたりカルドとばったり。続いて福田官房長官似の弾き語りファド歌手ルイス・トマールとばったり。アルファマってこんなもの、狭い。しっかり顔も覚えてもらいました。嬉しいばったりです。

2005/6/13

おまけレポート サント・アントー二オ祭 パレード  2005年6月リスボン日記

 リベルダーデ大通り(自由の道の意味)でおこなわれたパレードをご紹介。写真のぶれはご容赦ください〜。

 23時ごろからスタート。長いとおりにはスタンドが10箇所ほど設置され、座って見られるようになっている。パレードは基本的に通りを下りながらスタンド前で止まってパフォーマンスをする。基本的には振り付けというより隊形移動で見せていくパフォーマンス。二拍子で女性は腰を振って大きなドレスを揺らします。
 こんなにリスボンには人がいたんだ!というくらい人が溢れ返っての盛り上がり。しかしながら、やはり日本よりは少ない。

クリックすると元のサイズで表示します
(鹿糠さんとパレードを待つ)

1.アルファマ地区
 残念ながら到着したときには通り過ぎてしまっていて見られませんでした。

2.カステロ地区
クリックすると元のサイズで表示します
 このおかげで謎が解けた。最近出店で小さな鉢植えがよく売られている。祭り時によく見る正直ちゃっちい感じの鉢植え。小さな木が一つだけ。この地区はその鉢植えのオブジェを抱えて登場。鉢植えは縁起物のようだ。

3.センテナリオ地区
クリックすると元のサイズで表示します
 赤と基調とした衣裳で登場。

4.グラサ地区
クリックすると元のサイズで表示します
 仮面舞踏会のような雰囲気でした。

5.バイロ・アルト地区
クリックすると元のサイズで表示します
 それぞれのボードの裏にバイロ・アルト名物の写真がはってある。ポルトガルギターにグロリア線のケーブルカーに展望台。

6.アルト・ド・ピナ地区
クリックすると元のサイズで表示します
 見えづらくてごめんなさい。「アマデウス」!?と思っちゃうくらいみんな白いカツラ姿。若者が多い地区で,ちょっと悪ふざけが・・・。

7.サン・ヴィンセンテ地区
クリックすると元のサイズで表示します
 ここにも鉢植えが登場していました。

8.カンポ・リデ地区
クリックすると元のサイズで表示します
 この地区はゆっくり進んできました。後ろがつかえてましたが気にしません(笑)。ピンクを基調とした衣裳。女性の踊りは腰を振ることが基本。大きなふくらみのペチコートなので、その降り方は予想以上にハードでした。

9.ビカ地区
クリックすると元のサイズで表示します
 海をテーマにしたパフォーマンスのようでした。私に見る場所を譲ってくれたご夫妻が「ここの地区はいつも上手」と言っていました。たしかにまとまっていました。全員がひざを着いてポーズをとると歓声と大拍手。正直あんまりたいしたことはしてないのですが、それは関係ないのがポルトガルっぽい。

10.マドラゴア地区
クリックすると元のサイズで表示します
 この地区はとってもおもしろかった。みんな裸足。基本的に音楽はファドと同じ二拍子なんですが、この地区は途中8分の6拍子になってワルツを踊りだす。これがとってもキュート。かざりは貝に大きな真珠がのったもの、こちらも海がテーマのよう。

11.オリヴァイス地区
クリックすると元のサイズで表示します
 こちらの衣裳は素敵でした。カーネーションがテーマ。白と緑と赤の衣裳と飾り。大きなカーネーションがとってもいい。

12.ベアト地区
クリックすると元のサイズで表示します
 ここは女性のスカートが突然カラーチェンジするパフォーマンスを披露。写真はチェンジ後。チェンジ前は一人目がオレンジ、二人目が緑、三人目が黄色というように三種類の色順に並んで登場。隊形変化中にスカートをチェンジ。綺麗でした。

13.ルイマール地区
クリックすると元のサイズで表示します
 最後の地区がこちら,ファドを思わせる飾り。この飾りの裏側には酔っ払いの男の飾りが。おもしろい。女性の肩には黒ショールがついていた。

 計13地区の競演でした。小さい子供も出演してのお祭り騒ぎ。イベント的な祭りがこっちの大通りで、実際はアルファマが大フィーバー。教会やバーのあるアルファマは人でごった返していました。ファドはやってませんでした。朝までこの騒ぎは続きそうでした。皆さんも是非リスボンでビールといわしでお祭りに酔いしれてください。 

2005/6/12


 お昼にアズレージョ美術館へ。ファド博物館より西へ一人で行くのは初めて。ちょっと冒険気分でウキウキ。途中で窓から外を眺めていたおばちゃんに道を聞く。窓枠には猫が上品に座っていた。
クリックすると元のサイズで表示します
 美術館内で日本語でイタリア人に話し掛けられる。日本でもよく人に道を聞かれたりするが、海外でもやたら話し掛けられる。そういう顔らしい。

 昼食後にエドワルド7世公園へ。坂道がずっとブックフェアになっていて、出店の本屋だらけ。おもしろい。途中で、子供用の文法本と絵本を買う。勉強にはちょうどいい。
 
 夜はお祭りへ。リベルダーデ大通りのパレードへいざ出陣。お祭りだから着物ででかける。目立ちまくり。
クリックすると元のサイズで表示します
(寮生たちと。隣がスペイン人のマリオ)

 リスボン内の地区がそれぞれパフォーマンスをしていくパレード。日本と違い、とろとろと進む。後ろがつかえようと関係ない。スタートは23時。夜更かしポルトガル人ならでは。必ず各グループにブラスバンドがついて、それに合わせて出演者たちが歌う。途中ファドと同じメロディーも聞こえてくる。その地域の歌をファドにしたのかもしれない。いろんなルーツが見えてきておもしろかった。

クリックすると元のサイズで表示します
(みんな動くのでぶれちゃいましたが、オリヴァイス地区のパレード。カーネイションをモチーフにした飾りと衣裳。)

2005/6/11

二度はずれ  2005年6月リスボン日記

 今日は練習中心にすごす。起きてからポルトガル語を勉強して朝兼昼ご飯をとる。そのあとはメトロノーム片手に言葉の乗せかたを研究。月本さんにチェックしてもらう。
 朝からトマールへ行っていた水谷さんと月本さんと3人でセ大聖堂へ。途中でマリア・マダレナ教会があいていたので寄り道。
 セ大聖堂はというと、カメラと照明機材でとんでもないことになっていた。明日のミサの中継用だと思うが、雰囲気も何もあったもんじゃない。3日くらい前に来たときは、学生の卒業式か何かで入りにくかった。今回は入れたものの、うーん、納得いかず。三度目の正直にかける。

 夜はまたパテオへ。都合上私と月本さんのみで向かう。街がどんどんお祭りに染まっていく。楽しみになってきた。

クリックすると元のサイズで表示します
(師匠と弟子、あわせ中)
クリックすると元のサイズで表示します
(月本さんお仕事中)
 今日は段取り上私は歌わず。合間にギリェルメさんに伴奏してもらって一曲練習。発音まで教えてくれた。突然「禁じられた遊び」を弾き始める彼が好きです。二年前にやってきたある日本人ギター弾きにおそわったそうな。
 本日は歌詞を二曲分手に入れた。寮に帰って清書します。ポルトガル人はなぜか字が雑。読めない・・・。頑張れ私。

2005/6/10


 今日はアントニオ・パレイラ氏が昼間にわざわざ時間を作ってレッスンをしてくれた。ファド博物館のレッスン室で発音確認とアクセントのはめ込みを確認する。途中、ポルトガル語もたくさん教えてくれる。3曲みっちりとチェックをいれてもらう。
 
 ストレスがたまってきている。何かというと、自由に歌えないこと。気持ちとメロディー重視だと発音やポルトガル語のリズムがむちゃくちゃになる。今は、言葉の壁に直面しているので「綺麗な声で美しく」ということはできい、・・・というより、しない。基本をたたきこむまで勝手な歌い方は禁止。だからすごくフラストレイション・・・。フレーズを当てこんでいくことが最重要課題。我慢我慢の日々。今日は少し外れたい気持ちがあったけど、それじゃあポルトガルにまで来た意味がないので押さえ込む。

 夜は先生の息子、天才リカルドの卒業演奏会がファド博物館で開かれるので聴きに行った。巧みに音を操る彼のギターはおもしろい。音が若い青年の心そのものでもあるので新鮮。それでいて技術がすごい。圧巻。
 客席で、開演前に流れていたCDにあわせて小さく歌っていたら、ウェイターのおじさんが「歌えるのか?」と聞いてきた。「ファド歌ってます」と答えてそのまま演奏をきいていたら、司会者のおじさんがこちらにやってきて「歌う?」と聞いてきた。あのウェイターさんが言ってくれたようだった。もちろん歌う。レッスン直後だったので、いつもよりはリラックスできた。

 今回はベース付での伴奏で、マイクで歌う。基礎重視とはいえ聴いている人がいるわけだから、気持ちもいれて、かつ発音に細心の注意をはらって歌った。一曲入魂。エネルギーがすごくいる。でも楽しかった、反応もよかった。何を言っているかわかるか心配だったので、歌い終わってからウェイターのおじさんに聞いてみたところ「ちゃんとわかったよ」とのこと。練習の成果は確実にでている。味や、声のこととかもきになるけど、まずクリアーしたい発音作業に専念して正解だったようだ。それでも気持ちと一致する瞬間も生まれてきているから、あと一週間くらいこの作業をつづけていれば、いい歌がうたえる気がする。我慢我慢。
クリックすると元のサイズで表示します

2005/6/9


 今日は月本氏と風景そのものが世界遺産のシントラへいってきました!暑い、とにかく暑い!Está muito calor.(今日は暑いです)
 ぺナ宮目指して山登り。鳥の声が心地いい。しかしながら遠かった。途中で断念してバスに乗る。これはジェットコースターか!?というような運転の荒さ・・・。スリル満点にぺナ宮到着。
クリックすると元のサイズで表示します
 イスラム・バロック・マヌエル・ルネッサンスといろいろな建築様式が盛り込まれた宮殿。景色も最高。案の上設置されていたカフェでヴィーニョ・ヴェルデを飲む。山登りでほてった体にききます〜。おいしかった。
クリックすると元のサイズで表示します

 山のふもとに降りて、名物ケイシャーダを食べました。予想通り甘いけれど美味しかった!
クリックすると元のサイズで表示します
 で、山登りは一人じゃ飽きます。絶対二人以上で行くことをおすすめします。ちなみに今回は月本さんによるポルトガル語講座をしながらの山登りでした。

 毎日のポルトガル語講座の甲斐あって、かんたんな質問くらいはポルトガル語でできるようになったのですが、何を答えてくれているかさっぱりわからない私。道は遠い!!そんなわけで夜のお店でも悪戦苦闘、ベンタさんに10分ちかくかかって新曲の発音とメロディーをおしえてくれるよう交渉。中途半端にしゃべると大変です・・・。
 今日はアントニオ・パレイラ氏が別のところで弾いているので、息子の天才リカルド登場。彼とは昨年東京で会って以来。ちゃんと憶えてくれていました。

 ソリストとしての才能にあふれる彼の演奏はすごい。スピードも半端じゃない。いつもとはまた違う音楽が店に響いていました。華があります。来月にまた大物アルジェンティーナ・サントスのバックもつとめる彼。今後が楽しみです。

2005/6/8

悔しいねぇ・・・。  2005年6月リスボン日記

 今日はそれぞれの予定で行動。パテオには私と月本さんのみ向かった。疲れが結構たまってきている。連日遅かったので眠気が時に襲ってくる。

 今日は大部屋と小部屋両方。3日ぶりのパテオ、みんな元気。ジョアナという若いファディスタが産休にはいるらしく姿がない。
 二部屋それぞれで今日も歌った。大部屋には日本人の団体客も来ていた。20時間以上の長旅できているはず・・・、じっくり楽しんでもらえれば嬉しいと強く思う。
 小部屋にはポルトガル人の団体が来ていた。少し態度の悪い客。そして私も歌うことに。
 正直なところ、つらかった。ポルトガル人相手では言葉のごまかしがきかないわけだから、私の発音の微妙な間違いもすぐ見抜かれる。声量や音程の問題ではない。大きな拍手をいただいたものの、悔しい思いでいっぱいだったし、つらかった。毎日つかえるポルトガル語は増えていっているものの、まだしゃべれないわけで・・・。この苦悩は続く。演奏の合間をぬって、ギタリストたちがいっぱい言葉を教えてくれた。少しずつ話す量も増えてきている、がんばろうと思う。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ