Bem vindos ao site da Fadista Kumiko               Kumiko Tsumori                                                                               em Português

2006/2/5

Muito obrigada!  2006年2月リスボン日記

2月5日(日)晴れ

 真夜中のファドの会に出席のあと、高柳さんに見送られてそのまま深夜3時のバスに乗ってリスボン空港へ向かいました。
 今回の旅にあたって、彼には本当にお世話になりました。ありがとうございました。必ずジョイントライブをやりましょうと約束してバスへ、帰国後は企画に取り掛かります!みなさん、楽しみにしていてくださいね!

 空港への交通手段ですが、以前来た時は知らなかったのでタクシーでしたが、深夜バスがあることが発覚!とってもリーズナブルです。絶対にぼったくられないし、お薦めです、フィゲイラ広場から出ています。

 飛行機が早朝出発なので寝ないで手続きを済ませました。機内の席へ着くとお隣は日本人のご夫婦でした。いろんなお話をしました、旅の終わりにポルトガルをわかちあう方とご一緒できて嬉しかったです、これも何かの縁ですね。ファドについてもたくさんお話しました。また日本でお会いできるといいなぁ。お二人のおかげで楽しい帰路につけました、ありがとうございました。

 アムステルダムからは先ほどのご夫婦とは席が離れました。最前列だったので足がらくらく☆今回は飛行機の運がいいです。
 備え付けテレビで映画「ロード・オブ・ザ・リング」の1と2を連続で観てしまいました。日本についたらすぐにレコーディングとライブなので気が抜けず、あまり寝られないままでした。いろいろ思い返したり、つかんだ感覚を確かめたり、買ったCDを聴いたり・・・頭の中はファドとこれからの事でいっぱいでした。

 移動の日を抜きにして、まるまる一週間をリスボンで過ごすことができました。「もっと長く」と最初は思いましたが一人で行く今回の旅にはちょうどいい時間でした。
 一週間しかないからと全力で取り組むことができました。エネルギーを使いっぱなしでしたので、一週間以上になったら辛かったと思います。
 たくさんの人に会って、宝石のようなファドを聴けて、共に席について話ができて・・・。今回の目的だった「裸のファドに出会う」ことは見事に果たせました。
 前回も本当に実りの多い充実した旅でした。おかげで歌は大きく変わりました。でももっと広く、もっと裸のファドそのものにも出会わないとという思いが日本に戻ってからふつふつと沸いてきました。「私はまだファドをほんの一部しか知らない」と。気持ちも体も飛び込んでファドに触れたい、その思いが今回の多くの「縁」に結びついたように思います。今後も定期的にリスボンには行きます!
 困難も全てひっくるめて心底楽しめました。子供みたいに飛び込めて、幸せでした。ただただ感謝でいっぱいです。日本で私を導いてくれたたくさんの方たち、リスボンで迎えてくれたたくさんの方たち、本当にありがとうございました。

Muito obigada!


2006/2/4

Tudo isto é fado.  2006年2月リスボン日記

2月4日(土)晴れ

 今日はリスボン最後の日。朝早く宿を出て、フィゲイラ広場のカフェ「スイッサ」でガラオン(ミルクコーヒー)を頼んでテラスでぼんやり・・・。いろいろ思ったり、何にも考えないでハトを眺めたり。約1時間ボーっとした、この時間がとても好き。
 お昼はレストランに入ってバカリャウのコロッケを食べました。日本の味付けのほうが美味しいとよく人に言われますが、こちらのお店は普通に美味しかった、親切だったし安かったし、最後の日にラッキーでした。

 夜はもちろんパテオへ。今日はリアナがマデイラ諸島でライブの仕事があるので、パレイラも伴奏で遠くマデイラまで行って不在です。今日はペドロがポルトガルギターでした。ファディスタのシーコも不在、なので変わりにジョゼ・マヌエル・バレットさん登場!最後の日にこの方にも会えて本当に嬉しかったです。
 彼はまろやかな声でロマンティックに歌ってくれます。「何?明日帰る!?」とお叱りをうけました。ありがとう、バレットさん。
 最後の日ももちろん歌いました。定番の曲と、ビオラのギリェルメさんが私に必ず歌わせたがるカスティーソを歌ってからみんなにさよなら。オーナーのリナがまたギュッと抱きしめてくれました、本当に嬉しかった。

 夜中の0時過ぎからは、名司会者ジョアオンが誘ってくれた場所へ高柳さんと待ち合わせていきました。フィゲイラ広場の近くの場所に、スクール(?)のようなところがあって、ファドが聴こえてきます。カルチャースクールみたいな感じで、ファド好きの人たちが歌う会がひらかれていました。もちろんジョアオンが司会です。飲み屋と違ってご婦人方がたくさんいらっしゃいました。今日はどうやら発表会という感じでした。ステージがあるわけではなく、大きな部屋の中央付近に伴奏者がいて、そこへ立って歌う形です。カフェも併設されているので、お酒を片手にみんなで夜を過ごしていました。
 プロではないけど歌うことが好きという方々が思い思いに歌います。伴奏もプロではないので失敗が多いのですが、この雰囲気がまたいい。「リスボンの人たちのファド」って空気。81歳になる品のいいおばあちゃまの歌もすごく味があって素敵でした。
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(81歳のおばあさま、ファルセットが響いてびっくり!)

 私も高柳さんも歌わせてもらいました。みんなでも歌える曲を選んだせいもあったと思うのですが、スタディングオーベーションをいただいてしまいました。国籍は関係なしにファドを共有しあって楽しめる空気が会場に広がっていて、この感覚がとても嬉しかったです。一人二曲しか歌わないところをアンコールをいただき、もう一曲歌わせていただきました。本当にありがとう。
 夜中2時に会が終了しました。すると、この会の主催者の方に「2月25日にあるポルトでの大きな会に出ないか?」と誘っていただきました。
 何で出国前夜に!!と悔しい思いで「明日かえらなくちゃいけないの。」と言うと、「帰るな!ずっといろ!」とみんな言ってくれました。この声も本当に嬉しかったです。高柳さんは参加することになりました。報告が楽しみです。

 最後の夜に地元の、特に、普段はお家で家事をこなす女性達のファドに触れられて本当によかったです。観光客のためではなく、リスボンの地元の人たちの中にあるファドに触れられました。
 リスボンの人たちが心開いて接してくれたおかげです。ありがとう、本当にありがとう。さて、帰国です。

2006/2/3


2月3日(金)晴れ

 今日は名店カフェ・ルーゾへ行ってきました。アマリアが出したライブCD「カフェ・ルーゾのアマリア」でも名高い有名店です。
 アマリア、マルセネイロ、カマネー他、トップクラスのファディスタたちが歌ってきたお店です。観光客が少ないこのシーズンですが、週末ということもあってほぼ満席でした。
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(ステージ付のお店。内装も見事な高級店です。)
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(舞台では照明付。PAが入るところには好みがあるかもしれません・・・。)
 
 フォルクローレとファドが交互でステージで展開されていきます。舞台の進行も段取りもよく、エンターテイメント的要素の強いものが見られます。出演者の入退場の部分も練習されているのがよくわかります。カーテンコールまであるのにはびっくりしました。
 お料理も美味しかったし、ウェイターのお客様への配慮もきちんとされています。
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(右がポルトガルギターのEdgar。左がファディスタHerder Moutinho、カマネーの弟さんです。当たり前ですが似てる!歌もいいですよ。で、この瞬間「ファド歌ってるの、日本で?」「はい、歌ってます。」って話してます。[笑])

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 23時ごろから写真にあるようにステージと反対側の絵の前で後半が始まります。こちらはPAなしで、カスティーソが多く歌われます。いわゆるファド好きのための時間です。
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 ポルトガルギターのエドガーと仲良くなって、なんと歌うことになりました。まさかルーゾで歌えるなんて、びっくりでした。

2006/2/2

異国で出会う  2006年2月リスボン日記

2月2日(木)晴れ→雨

 お昼の間にお土産を買いに町へ。ビールも美味しいので、重いのを覚悟して缶ビールを購入しました。お菓子のお土産はあまりいいものがありません。こちらの方たちはカフェの手作り菓子を食べるのが常なのでお土産で手ごろなものがなかなか見つかりません。スーパーにもお菓子はありますが今ひとつでした。カフェの美味しいお菓子を日本に届けたいのですが、到底無理なので断念・・・。いろんなお店を回った結果、お塩と蜂蜜にしました。

 夕方からはまた雨が降ってきました。夜の八時にパレイラと待ち合わせをしてパテオヘ。
 ファディスタのリアナに再会!私より一つ年上のとても可愛いお姉さんです。彼女も元気でした。日本が好きで言葉や文化を勉強したりしているそうです。「愛」という言葉を前に教えたら感動してました。

 半年前に来た時に彼女からたくさん曲を教えてもらいました。おかげで日本で歌うことができています。そのことを彼女に報告しました。
 今日は教えてもらった曲を歌っていいとのことだったので、思い切って歌ってみました。

 で、この雨のせいもあるのですが今日はお客様が一人だけ!そしてお顔をみると日本人のかたでした。スペインに在住の男性で、年は私とほぼ同じ、一人旅で隣国ポルトガルへ来たそうです。ちょうど今日は高柳さんもいらっしゃったので3人でいろんな話をしました。スペインでのエピソードもたくさん聞きました、スペインにも行ってみたいなぁっと思い膨らみました。

 異国で出会う外国人(その国の人ではない人たち)は何かを求めていたり、困難を経験していたり、そして優しいことが多いです。彼もその一人でした。この偶然の出会いもきっと何かの縁だったんでしょうねと雨音を聴きながら話し込みました。
 どうぞいい旅を。
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(坂道の途中で大詩人ルイス・カモンエスが暮らした家を発見、一階は今は八百屋さんです。)

2006/2/1


2月1日(水)晴れ

 今日は昼間を利用して一人小旅行!オビドスへ行ってきました。

 中世の城壁にかこまれた小さな町です。リスボンからバスで揺られること約1時間半、町で「贅沢なぼんやり」と味わいました。
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(城壁の最南からの光景。正面中央の城が町のシンボルです。現在はポザーダとして使われていて宿泊できます。城壁は歩くことができます。)

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(白い壁の町並み。夏頃は色とりどりの花に飾られる美しい町です。) 
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(何か物語が始まりそうな路地。)
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(ポザーダの入り口。マヌエル様式の作りで、レストランは誰でも食事ができます。)
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(せっかくここまで来たのならと、ポザーダでランチをいただきました。サーモンのムニエル、本当に美味しかった。サービスも素晴らしかったです。いつかこんなところに泊まってみたいものです。)
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(食後は町を囲む城壁を歩いて町を一周しました。美しい花たち。)
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(城壁の外は自然が広がります。こんなベンチが。腰掛けてしばし至福の一時。)
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(何を見てるの?オビドスのわんこ。呼びかけたらこっちに向かってきました。でも途中で昼寝の猫に阻まれて、この場所にまた戻っていきました。)
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(日が沈んでいきます。リスボンへ戻る時間。)

 夜はアルファマのパレイリーニャ・ド・アルファマヘ。アマリア・ロドリゲス時代の最後の生き残りと言われる、アルジェンティーナ・サントスのいるお店です。昨年行ったときには幸運にも彼女の歌を聴けました。「Lágrima」は絶品でした。
 今回は残念ながら歌わずでした。高齢ということもあり、お店にいても歌わないことがしばしばです。もし今後行ってみたい方は当日彼女が歌うか聴いてみることをお薦めします。「日本からあなたの歌を聴きにきたの。」といえば歌ってくれるかもしれません。
 今日はお客が少ないせいか、お店もなんだかダラダラとしていて、従業員も遊びっぱなしでした。ちょっと珍しくイライラしていましました。ラテンの国ですので日本と比べてはいけないのですが、それにしてもな・・・というところでした。ファディスタたちがお客に対して挨拶もしないで、なんとなく歌っていくという感じが、う〜ん、というところ。全員がそういうわけではないのですが、「この人はファドがすきなのだろうか?」と首を傾げてしまいました。今日だけであることを願います。

 そんな中でビオラで弾き語りのルイス・トマールはサービス精神満載で、見事な腕と喉を披露してくれました。ちょっと福田元官房長官似の彼、あっぱれ。

 イライラを抱えながらバイロ・アウトのA TASCA DO CHICOへ。こちらはイライラを吹き飛ばしてくれました。『ファドが好きでたまらない』人ばかりで歌への愛が素晴らしい。今日はビオラのアンドレイが私に「歌いたいんだろ?歌えよ」とチャンスをくれました。
 お店のみんなで合唱しました。プロも数人来ていて、私のレパートリーがいくつか飛び出してきたので、これは嬉しかったです☆席でポルトガル人の人たちと大笑いの話もいっぱいできたし、友達もできたし、このお店にきて本当によかった。
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(名司会者ジョアオンと。後ろは大騒ぎのお客達。もう笑いが止まりません!写真もぶれますってば!)

2006/1/31

Fado Maior  2006年2月リスボン日記

2月1日(火)晴れ

 今日も、いや、今回も「Fado Maior」は大きな財産を、素晴らしいファドの息吹を私に与えてくれました。大好きなファディスタ・ジュリエッタさんに本当に感謝します。

 約束のとおり今日はFado Maiorへ行きました。先週うかがった時に会えなかったジュリエッタさんに再会しました。ギュッと抱きしめてもらった時はちょっとウルウルしてしまいました。
「元気だった?ほら、そこに(お店の壁に)あなたの写真貼ってあるわよ、他のみんなも元気?」
 いつもどおりの明るさと大きな心で彼女は迎えてくれました。
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(こちらのお料理は格別ですよ。今日のスープはSopa de Legumes。野菜スープです。Bacalhau á Brásという干しダラとじゃがいもと玉ねぎ・卵の炒め物も注文したとことろ、大盛にしてくれました☆こちらも他のお店より味がいいです。)

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(主人のルイスさんとビオラのアウグストさん。)

 昨日会ったビオラのアンドレイは今日はマイオール以外のお店で仕事だそうです。一つのお店に何人かギタリストがいるというのもありますが、リスボンのギタリストは横のつながりがしっかりしていて、ピンチヒッターもすぐ見つかるようです。
 アウグストさんは歌うビオラ弾きで、やわらかな声でファドを聴かせてくれました。そして今日はビオラ・バイショ(ベース)の方もいるという豪華な顔ぶれでした。お客様は私達を入れて二組でしたので、すごい贅沢!冬場は観光客が少ないので大変です、が、明日は満席の予約が入って大変なんだとルイスさんが語っていました。

 ファドが後半に入ったところで私も高柳さんも歌うことになりました。なんと私は4曲も歌わせていただきました。ベースの響きが気持ちいい・・。

 実は今回、マイオールでやろうと決めていたことがありました。去年の6月に来た時に教えてもらったFado menorとFado corridoの掛け合いのファドを今回は里帰りしてジュリエッタさんと歌いたいと日本で決めていました。
 もちろん快くOKしてくれました!今回の渡葡の目的の一つでしたので、嬉しかった〜。
 二人のファディスタの悲しい生き様を掛け合いで歌っていくという曲で、お互いに受け渡しをしていきます。その受け渡しの時の瞬間が最高でした。
 ジュリエッタさんと分かち合う言葉にならない世界、しかも歌っているのは二人の女性ファディスタの悲しいストーリー・・・、はるばる来て本当によかったです。
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(ポルトガルギターのパウロさんとビオラのアウグストさん、そしてビオラ・バイショのルイスさん。)

 アメリカから来たもう一組のお客様が帰ったので、この後は私達だけとなったので、たくさんアドバイスをいただきました。
 声の使い方や歌詞のこと等を丁寧に指導してくれました。本当に心強いです。ありがとうFado Maior!

 で、主人のルイスさんはしっかりとアメリカからのお客様に「日本人がファドを歌うんだよ。すごいだろ、ほらCDだってこんなにあるんだ。」といろいろ披露してくれていました☆
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(あ!ジュリエッタさん横向いてたのね〜。)

2006/1/30

ファドを愛する人たち  2006年2月リスボン日記

1月30日(月)晴れ

 今日は智子・ドゥアルテさんのお店「Castella do Paulo」(カステラ・ド・パウロ)へ行ってきました。
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(こちらの一押しはこちら、ポルトガルに里帰りした日本のカステラ!そしてポルトガルの銘菓パステイシュ・デ・ナタ。)
 ご主人のパウロさんが、本場長崎の老舗で修行して作ったこのカステラは智子さんとの二人三脚でお店のショーウィンドウに並ぶ、想いのこもった逸品です。しっとりとしていて本当に美味しいです。ポルトガル人にも人気です。

 今日はバイロ・アウトの「A TASCA DO CHICO」へ行くことになりました。こちらは普段は普通の地元の飲み屋さんですが、月曜日と水曜日だけファドをやります。歌うのは飲みにやってきた地元客たち。おじさんが多いです、でも若い女の子もたくさん集まってくる面白いお店でもあります。そしてプロの歌手も遊びに来て歌ったりもします。ファドが好きな人たちが集まってくるお店です。
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(奥に細長い形の店内。今後どんどん人が集まってものすごいことになります。壁には名ファディスタたちの写真や絵、サッカーのタペストリーが所狭しとはってあります。)

 司会者もいます、スーパーマリオのマリオのようなおじさま・ジョアオンという名司会者が一人一人を紹介したり冗談を言ったりして場を仕切ります。
 まるで満員電車のように混雑するうるさい店を仕切る名司会者です。向かいにあるバーの客が路地に出てうるさくしていると、店の外に出て行って「うるせー!」と叫びます。ファドが始まる時にお店の中がうるさいと、こちらも叱咤「静かにしろー!」。歌が始まってもしゃべりつづける客には「お前は出てけ。」と追い出す始末、みんなの信頼を集めていました。
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(ぶれちゃって御免なさい。暗くなってファドが始まります。歌いたくて仕方ない人たちが、次は次はと待ち構えます。)

 こちらのヴィオラをつとめていたのが、去年ファド・マイオールで会ったアンドレイでした。はなしかけると覚えていてくれていました。ポルトガルギターのジョゼと遊び心いっぱいのいい音楽を奏でます。遊びまくって聴いてて面白い!
 80才になろうかという地元男性が小節数めちゃめちゃで歌っても、もう二人は慣れたもので、うまく合わせて最後は大盛り上がり。
 母と娘で掛け合いで歌う親子、音痴だけど魅力ある歌の女性、迫力満点の歌で魅了してくれるマダム、柱に寄りかかって絵になるおじさん、十人十色です。楽しくてしかたありません。地元の味ある歌い手がたくさんやってくるんです。そして間奏中はみんなで大合唱、ファドを愛している人たちがそれぞれのサウダーデを歌います、ここでは言葉は無用です。

 プロフェッショナルのお店では味わえない、ファドのもう一つの姿。どちらも真実です。「出会えたなぁ」という言葉に尽きます。
 水曜日にまた来るからと約束して帰りました。次は歌わせてあげるとジョアオンが言ってくれました。

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(ロッシオ広場ちかくのレストランで食べた海鮮リゾット。あさりの出汁がきいていてはまります。本当に美味しかった〜、ボリュームもすごかった〜。)



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