早いもので西日本を中心に襲った「平成30年7月豪雨」から
7月13日で1週間が経過。
鉄道網の復旧は先になりますが、寸断されていた道路網は
各地で仮復旧とはいえ通行再開が開始され
滞っていた物流も徐々に回復してきているようです。
スーパーやコンビニで不足していた商品も入荷する量が増えてきてます。
ライフラインでは私が住んでいる呉市の一部の他に江田島市などでは
以前と断水が続いています。
呉市内で断水していた地域の一部では水が出始めました。
私が住んでいる地域でも本日午後から水が出るようになりました。
今までトイレ、風呂、洗濯には苦労していました。

断水で水が無い、お風呂が入れない呉市・江田島市民のために海上自衛隊呉地方隊が入浴・給水支援を行っています。
住んでいる地域のスーパー銭湯も休業していた為、私も2回利用させていただきました。
※今回はあくまでも水が出ないため、海上自衛隊の災害派遣による支援活動を
利用させて貰いましたのでカメラは持って行っていないので
スマホの画像です。
※呉市内の温泉施設などでも無料で入浴支援を行っている所もあるようです。
詳しくは
呉市HPをご覧ください。
海上自衛隊の入浴支援では、最小限ではありますが、洗濯もできました。
洗濯物は溜まる一方なので利用させて貰いました。
水道が使えた呉市内中心部のコインランドリーは数時間待ちでどうにも
なりませんでした。

通常の日曜日の一般公開と違い、指定された艦船までバスでの
移動となりました。
待合所では主に子供向けの曲が多かったかな?呉音楽隊のミニ演奏も
ありましたよ。

海上自衛隊呉基地では係船掘地区で呉在籍艦による入浴支援及び洗濯支援と
給水支援、からす小島艦艇乗員待機所では女性のみの入浴・洗濯支援が
行なわれています。
私がお世話になったのは護衛艦「いなづま」、補給艦「とわだ」でした。
江田島市民は輸送艦「しもきた」にて入浴支援が行われました。
江田島市内から輸送艦「しもきた」まではLCACで送迎が行われました。

護衛艦「かが」の格納庫では休憩所も開設されていました。

1回目に訪れた際は呉市内では道路網は寸断されている所が多く、
物流が滞っていたため、輸送艦「しもきた」を使い、
広島港から呉基地までガソリンを搭載した
タンクローリーの輸送が行われました。
SNSを拝見すると自衛隊がタンクローリーを輸送した事やヘリコプターを使い、物資をコンビニに
搬送したことに対し批判している方もおられる様です。
特に今回は水と食料、ガソリンが手に入らない状態が続いていたのです。
全員が被災している訳でもなく、呉市民のほとんどが断水に苦労している位で
通常の生活ができ、欲しいものがあれば、買って通常の生活を取戻したい方が多かった。
このような輸送方法を思いつくとは思いませんでした。
私は今回の輸送方法については問題は無いと思っています。
いつも海上自衛隊呉基地には日曜日一般公開、イベントで訪れていますが、
今回の災害派遣で艦船のお風呂や洗濯を利用するというのは複雑でありました。
暑い中、災害派遣で対応されている隊員の皆さんは、
対応も親切で笑顔で対応して頂き、呉市民と江田島市民の頼みの綱でした!
ホント、呉基地の皆様には感謝です。ありがとうございました!!
それなのに一部の入浴者による苦情などもあると聞いています。
また、私が最初に訪れた際は入浴支援体験のマニアぽっい方も
「かが」の休憩所で休憩されてるのを見掛ました。
昨日も別の入浴支援を利用した際に同じ地域に住んでいる方から聞いた話では、
呉市民や江田島市民でない被災されていない方がニュースを見て
自慢する為に入浴に来ていた方と話をしたと聞いております。
被災者のフリをして入浴体験なんてもってのほかだと思います!
まだ入浴支援は続きますが、そのような方々はお断りですね!

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