NHK BS2でやっていた「初恋」が終わりました。
本当は66話ある大作だったらしいけど海外輸出用に編集した40話での放送でした。地味ながら、翌週翌週へ期待をつなげてしまうドラマでした。
私にしては、珍しく録画ではなくてほとんどリアルタイムに見通してしまいましたが、なんとも切ない話でした…韓ドラでは「執着」という言葉がよく出てきますけどこれって愛なのかな執着なのかな?ふたりは辛いことばかりで、楽しかったのはほんの数年。逃亡にはじまって、死んだことにされ、身体も不自由に…あそこまで痛めつけられてもヒョギョンを思い続けたチャニョクお兄ちゃんの心も身体も痛い痛いドラマでした。
(ネタバレ)
それにしても、ご覧になった方はどう思われました?あのラスト。
私は、あの詩が気になったのですが…?
結局は「初恋」だったのだ…ということで、あの湖畔の再会はまた二人のはじまり…というわけではないんだと思いたかったのですが…。チャヌもお兄ちゃんが新しく生きる決意をしたと背中を見ながら語っていたしね。
でも、でも(ラストでは)
○ふたりとも左手の薬指に指輪をしていなかった。
(何年後かはわからないが、1年後、2年後ぐらい?)
○この詩の意味が気になる。
私たちの初恋昼の月となってさまよう。
陽の光が水面に輝く日
時折風が吹き
昼の月が
私たちの傍らに降り立つ
私の勝手な解釈ですが、
「昼の月」って、
見えないけどいつも出ているもの。
「さまよう」
忘れたように暮らしていたけど、いつも心の中にあって心が安定することはなかった。
「陽の光が水面に輝く日」
湖畔で再会した日のこと。
「時折風が吹き」
互いの存在に気がついた。
「昼の月が私たちの傍らに降り立つ」
見えなかった気持ちがそっとふたりに甦ってきた…
♪心は愛に逆らえない ってそういうことだったのね。
っていう感じかな?と思うんですけど。
結局、ソクジン兄さんもシンジャもふたりの強い思いは知っていたから、結婚もバラの花束も断ったんでしょうね。
ソクジン兄さんホントにいい人だったのになぁ〜。
ただ私は、このふたりがまたここで付き合いはじめるということじゃないと思うんですよね。
「初恋」はそうそう実るものではないんで。
ふ〜長かった。でも、なかなか良かったです。

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