WOWOWで伊丹映画を年末まで放送する。なんとなく見逃していたものも多いのでこういった特集は大歓迎。
先日は「マルサの女」シリーズをやっていたし、 今日は「お葬式」「あげまん」「マルタイの女」の三本立てを放映していた。買い物に出ようと思っていたのに、また(まあいいや…)と思って見てしまった。
実は「あげまん」は当時、冒頭からの18歳の宮本信子さんがちょっとダメでその後を見ていなかったのですが、さすが流行語になっただけありましたね。今日はじめて最後まで見てすごく面白かった。18歳の信子さんは許そう。自分が許さないと生きていけない年齢になったからかな〜。
しかしどうしてこんなに個性的であくの強い俳優ばかり揃えられたのかしらん。金田龍之介なんて久々に見てもやらしいおじ様だわ。それから島田正吾のよぼよぼのおじいさん、影で政治家を操ってるおじいちゃん、とってもチャーミングでした。しかし(あ〜この人も死んじゃったなあ)とか、(この人最近みかけないなあ)とかそんな人がいっぱい。監督ももうこの世にいないわけだし。でも、今見てもことさら古くは思わないんだよね。
ただ、「お葬式」は昔見てなんとも思わなかったけど、あの頃の宮本信子さんってすごくきれいだったのね。とってもキレイでした。菅井きんさんはあのまんまの菅井きんさんだというのに。しかし、何度見てもあの高瀬春奈には衝撃だ…。
「マルタイの女」はまだ未見。「たんぽぽ」ラーメンウェスタン見たい。「スーパーの女」もう一度見たい。「大病人」見てない…。あ、意外と未見が多い。これだけの作品を残せた監督は幸せだったかもね。そしてずっと撮ってもらっていた奥さんも幸せだろうな。「あげまん」は間違いなく奥さんのことだと思うし。

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