これまで、わが家ではあまり冬になっても風邪をひかなかったせいか、インフルエンザの予防接種が話題になったことがありませんでした。
しかし、やはり今年は受験ということもあり秋の終わりごろから息子に、「インフルエンザ打っておいた方がいいよ」とずっと言っておりました。
ところがおそろしく注射に対して恐怖心を抱く彼は、
「俺は絶対かからないから平気」とバカみたいな言い逃れをしてずっと逃げておりました。
最近また寒くなってきたので、しつこく「打ったほうがいいよ。打ったほうがいいよ。」と言ったせいか?学校で友だちにインフルエンザの注射を打ったかどうか?聞いてみたとのこと。すると、さすが高3生…。宇宙人と呼ばれている謎の友人を除いて周囲のみんな接種済みであることがわかり、あわてたようです。(あいつは宇宙人だからかからないし…ということらしい。)
今朝になって、「インフルエンザ打ってくる。金くれ。」と言われたので、近所の病院で打てば?と言って5千円を渡しました。正直言って私自身も打っていないので打った方がいいかな?と頭をよぎったのですが…。
夜、帰宅した息子に聞いたところ近所の内科では、「もうワクチンがないんです。」と言われたとのこと。そうなんだ!やっぱりみんな早々に予防しているのね。「それで、どうしたの?」と聞いたら、小さい頃行っていた小児科に行ったところあっさりと、「大丈夫です」と言われたので、打ってきたとうれしそうに語っておりました。「あっという間で痛くもなかった」とも。当たり前じゃ。
小児科の女医さんも注射を怖がる高校生が面白かったのか、受験の話や、タミフルの備蓄の話までしてくれて、勉強頑張りなさいと激励してくれたそうです。最後に、注射跡に貼る、「バンドエイドはどれがいい?」と言って「プリキュア」「ムシキング」「ポケモン」の中から柄を選ばせてくれたそうです。
彼の左腕には、「ムシキング」のくわがた柄のバンドエイドが貼られていました。なんか強そう〜。あと一回接種して、万全の体制を整えて、さて…勉強は間に合うのでしょうか?

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