亡くなった父親に自分の歳ほどの愛人が居たら…。
老舗の呉服問屋「矢島商事」の美しい三姉妹が愛人を攻め立てて行く。
話題だった「黒革の手帖」は見ていませんでした。
でも、昔原作は読んでいたのでどんな感じになるのかなって思ってました。でもその時は、米倉涼子さんがちょっと苦手だったもので。
「女系家族」は、単純なものでこの間「ぴったんこカンカン」に米倉涼子さんが出ているのを見て「かわいいじゃん」と思いなおし興味を。
今回は「電車男」の裏で健闘しておりますが、録画でチェックしています。
かなり昔の原作を読むと、今では考えられないような日本語に出会えます。まだ、ほんの何十年だっていうのに。
「女系家族」を見て、懐かしい日本語に出会いました。
長女の藤代(高島令子)が、愛人浜田文乃(米倉涼子)に放つ言葉…
「泥棒猫…」
他家の食べ物を盗む猫。
最近の家は密閉度が高いので、他家の猫が忍び寄るすきもありませんが「この泥棒猫めがっ」って懐かしい響きです。
長女の藤代が、ふた言めには口にするきめ言葉…
「惣領娘」(そうりょうむすめ)ですもの。
家名を継ぐべき人。家の相続人。跡取り。いちばん初めに生まれた子。長男または長女。
高島さんがこういうと、「ははっそうですかっ」て言いたくなります。
長女の藤代が、文乃に一千万円の小切手を出して言う言葉…
「一札」(いっさつ)書いていただけます?
のちの証拠として、謝罪や約束の意を記した書類を相手方に差し出す。
「一筆書いていただけます。」より効力がありそうです。
姉妹は長女(藤代)が高島冷子さん、次女(千寿)が瀬戸朝香さん、三女(雛子)が香椎由宇さんです。
古典的な話だけれど、別世界の話だから無責任にハマれそう。二話見た感じではかなり面白そう〜。どちらかというと今までは避けてたタイプのドラマだけどね。今はまだ、文乃がおとなしいけど、どんな風になるのかすごい楽しみ。踊りの若師匠の芳三郎(高橋克典)や、番頭の宇市(橋爪功)の動向も気になります。
ふたりがよく口にする
「私はあなたの味方ですから」って言葉もきっと曲者ですね。
なんでも急遽再放送が決まったみたいですよ。
見逃した方も今からどうぞ。
7/20(水)第1話(14:00〜16:00)、
7/21(木)第2話(時間調整中)
一部地域の放送だそうです
http://www.tbs.co.jp/nyokeikazoku/
「女系家族」
↑リンクを貼ることについては、テレビ局のHPで確認してみましたが、TBSは大丈夫のようでしたが、フジテレビは特別に申請しないとダメとかいろいろあるんですね。

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