ドラマ『14才の母 愛するために生まれてきた』
【第6話の感想】
第5話に続いて第6話の感想です。
ついに週刊誌が出て、周囲に妊娠が露見してしまいました。それにより、智志は学校にからかわれる羽目になったり、未希の弟健太は学校でいじめに遭うことになってしまいます。
でも、元を正せば桐野静子が波多野に会って、先日の取材の記事を載せないでくれと頼み込んだことが発端なような気がします。あの時、あんなことをしなければ露見せずに済んだのでは思います。波多野が知るのはあの後なわけですから。
さて、中盤に腹痛と偽って健太が早退してきた後、桐野静子が突然一ノ瀬家に現れますが、その時の台詞、
「人と違ったことをする人には世間は冷たいものなのよ」(※1)は、その通りだよなと思いました。14才で妊娠なんて言ったら人と違いすぎる訳ですから、世間は冷たい目で見ることでしょうね。もっとも、かわいそうにとか思う人もいることでしょう。
【週刊誌】
話が被りますが、物語の初めのほうに週刊TOPが発売されますが、なぜあれほどまでに週刊誌の話題が早く広がるのでしょうか。ドラマを見ている間に少々不思議に思いました。
未希の中学であれば、元々、未希が妊娠したことは学校中の噂になっているわけですから、朝刊でその記事の存在を知った何人もの生徒が買ってくることはあるでしょう。これは智志の中学でも、智志の彼女が妊娠したということは分からずとも、カリスマ女社長とまで出ればあのようになるでしょうね。
それで問題なのは、健太の小学校です。いずれ姉が妊娠したと露見すれば、何かしらのいじめとかは受けるでしょうが、それにしても事態の露見するスピードが早すぎではないかなと思います。
未希の家族が、次第に世間から冷ややかな目で見られているのを表現しようとしたのでしょうね。
ところで、これは第5話での話ですが、未希の妊娠の話が学校中を駆け巡りますが、果たして女子校とはいえどもあんなことにはなるのかなと思います。
【雨と雪】
ところで、未希が中絶手術を受けに行く日や、第6話の終わりの市役所(区役所か?)に母子手帳をもらいに行くシーンで、前者では雨が、後者では雪が降っていました。多分、夏の時期に多くのシーンを撮影したかと思うのですが、明らかに「晴れてますよ」感がすごい出てますね。雨のときは、雨が降っている割にはとても明るいですし、雪が降っているシーンは、衣装や中道具(クリスマスツリー)で今頃を演出していますが、違和感があります。何だか興ざめして、ちょっと残念だなと思います。
【第7話】
第5話の感想をUPした後に、第6話を見ました。第7話は早ければ明日に見て、出来る限り今日の第10話の感想を早めにUPしたいと思います。
※1:微妙に違うかもしれませんが、多めに見てください。

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