※9月22日に公開したエントリーが、なぜか途中で途切れていましたので、この度、再アップしました。但し、内容は9月22日のそれと変わりません。ちなみに9月22日のエントリーは削除しました。
CD『銀河鉄道の夜』 作曲:久石譲
【はじめに】
当ブログで紹介している書籍に関するホームページ―基本的にAmazonとかの販売サイトですが―にリンクを貼るべく、Yahoo!!で『標的は東京 対テロ特別班』と検索したら、当ブログの8月27日付のエントリーが、検索結果で一番を飾るという滑稽な事態になっていました。(-o-;)
さて、まぁ、そんなこんなで、一通り当ブログで紹介した書籍のリンクは貼っておきましたので、当ブログの紹介を見て読みたくなった(まず無いな)方や、朝之風の戯言だけじゃけしからんという方は、そちらの方を参考にしてみてください。
【紹介】
何だか初っ端から話が脱線しましたが、これより本題の紹介に入りたいと思います。
今回僕が紹介すると言いますか、取り上げるのは久石譲氏作曲の『銀河鉄道の夜』というCDです。もともとジブリのアニメなどを見て久石譲氏の曲に惹かれるところがあったので、2000円近くをはたいて買いました。いくらバイトをしてお金を稼いでいるとはいえ、この金額は財布に響く。
それで聴いた感想ですが、さすがは久石譲氏だけあって、僕の財布を空にさせただけの曲だなと思いました。いや、値段に対する曲の良さではなく、純粋に曲が良いというわけです。
宮沢賢司作の『銀河鉄道の夜』は、携帯電話にダウンロード出来る小説で、ある程度まで読んだことがありますので、物語のアウトラインは分かります。だからこそ、それぞれの曲が物語にミスマッチしているなと感じられるわけです。
例えば、トラック8の「サザンクロスの祈り〜New World〜」は、曲名に「New World」と記されているとおり、ドヴォルザークが書いた「新世界第2楽章家路」の一節、日本で言えば「遠き山に日は落ちて」が流れ、長き旅の終末を表しています。他にもトラック5の「鳥を捕る人」も軽快な曲で物語の雰囲気がよく出ていました。
先の「サザンクロスの祈り〜New World〜」もそうですが、愛らしい音色で始まるトラック7の「北十字」、リーコーダーの音色に始まり物語の結末を飾るトラック9の「カムパネルラ」も僕的にはお気に入りの曲です。

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