7月4日(土)-5日(日)に新企画「しぐさをほどく#1 … このからだの奥深さ」を行います。
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「しぐさをほどく#1 … このからだの奥深さ」
大昔とほとんど変わっていない 'からだ '
しかし時代とともにからだの感じ方や動かし方は変わってきている。
日々の生活の中で動きがパターン化していないだろうか
からだ本来の在り様が置き去りにされていないだろうか
自分のものだと思っているからだを投げ出してみよう
からだそのものの在り様を探ってみよう
からだの感覚を、感じ味わい、交流する時間を
日本で電話が生まれて150年、テレビが使われ70年近く経ち
コロナ渦で一気に使われるようになったオンラインで作りたいと思います。
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1日目 7/4㈯ 変容する日常から
13:30~14:45 からだのワーク
by Biyo
休 憩 食へのまなざし 1(農園より)
15:00~17:00 <映像とトーク>「奥会津の木地師」
(民族文化映像研究所)
移動し生活を営んだ人々の映像から
わたしたちの在り様を考える。
映像キュレーション:藤井洋子、コメンテーター:西田留美可、トーク:菊地びよ
オンライン ディスカッション
気軽にオンライン参加の皆んなで
2日目 7/5㈰ 動くこととは 例えば二足歩行・踏むことから
15:00~16:45<トーク & パフォーマンス>
武井よしみち
(パフォーマンスアーティスト)
「Step and Chant」より ショートパフォーマンス
Q&A
オンライン ディスカッション
休 憩 食へのまなざし 2
17:00~18:00 フリー交流会
どなたでもどうぞ!会費は無し〜
今回の新型コロナ渦でのこと含めどのように過ごしてますか?
些細なこともいろんな少しずつお喋りどんどんお待ちしてます!
7月5日17:00〜フリー交流会 17:00〜入室
ミーテイングリンク:
https://taiwasha.my.webex.com/taiwasha.my/j.php?MTID=m6ca30defd99797dab223e2a6ff983a41
https://taiwasha.my.webex.com/taiwasha.my/j.php?MTID=m6ca30defd99797dab223e2a6ff983a41
ミーティング番号:
166 000 2519
パスワード:
qwerT0705
です。ご自由にお入りください。
今回のゲスト:武井よしみち
1953年生まれ。身体からの視点を軸に<行為>と<物>が対峙する事で現出する身体性をテーマの一つとし作品を発表し続けている。笠井叡氏に舞踏、ヨネヤマ・ママコ氏にパントマイムを学ぶ。1983年~ソロパフォーマンス活動。84年「Blowing The Wind」で鉄パイプを吹くことによる呼吸から音への変換を試み、91年「Office Trip」,94年ひたすら続ける足踏みによるエネルギーを、数値に変換させる「Dancing Race」。1996年~「武井よしみち+ブルーボウルカンパニー‘96」として活動。「Big Yawn大欠伸」、2000年~作品空間から生まれる<音>をモチーフとした「I Wish You Were Here」、2014からは足踏み+声を中心に「Step & Chant」等を展開。
Official website http://takeiyoshimichi.com
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立つ、踏む、歩く、呼吸する、腕を上げる、見る、聴く…何でもないと思うようなことでも、いのちがここまでに営み続け育んだ感覚が様々に潜んでいる。
その在り様をのびのびと生かすには。
からだの内、周囲の存在、立場のちがう他者…様々ないのちの在り様への気づきにきっとなる。
過去から今そしてこの少し先を見渡したり
普段見過ごしがちなからだの感覚に探り触れる二日間です。
ご参加お待ちしてます。
オンライン生配信
(第Q芸術より)Webex meetingを使用します。
チケット:
7/4㈯ 2,000円 7/5㈰ 1,500円 二日間通し2,700円
フリー交流会は無料
以下のフォーマットからご予約、お申込みお願いします。
今回のお支払い、カードでの決済かコンビニ決済となります。
お手数ですがよろしくお願いいたします。
予約お申込み:
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/012mxn111dj68.html
チケット購入後、こちらからWebexのURLをメールでお送りします。
当日1時間前になっても届かない場合にはご連絡ください。
お問合わせ:biyo.j@jcom.home.ne.jp
LINE ID: biyo-j-kikuchi
090-8342-8558(きくち)
※只今携帯電話故障につきすみません、
LINEの電話かメールでお願い致します。
協力:body dialogue space体話舎、馬塲悠衣、くらた農園・倉田健
配信協力:西田留美可
現場監督:早川誠司(第Q藝術)
企画:菊地びよ
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からだの動きや感じ方が周囲の状況によって変化し、からだで試行錯誤し物事を行うことが少なくなってきた一方、無駄なく効果ある方法を行うことが多くなり、次々と物事の速度が速まっている現状に、いま少し立ち止まって感じ、人と話をする時間を作ってみたいと思っています。
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今回、電話、テレビそしてパソコンをこれまでに私たちは受容し使っていることを改めて意識しました。現場に行けば直接からだを通して得られることが本当は豊富にあります。が、これまで使ってきたメディアの要素を、マスメディア的ではない、互いに情報のやり取りをさまざまに出来るよさとして使ってみたいと思いました。
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それにしても、
見えないものへの意識が大きく変わってきているようにますます感じてきます…
生活や環境が高度な技術や情報によって人為的に作られていく状況の中で、100年に一回の渦中、人の生きものとしての行動や感覚が変容しているので、シワ寄せが大きく出るのも感じます。…社会保障は必要。。。
先行きがよく見えない状況ですが、これまでのことが吹っ飛んでしまいそうで。
見えないものへの意識への変化といえばこの10年で私の今思っているだけでも、放射線測定が身近になった原発事故、オリンピック・パラリンピックへの時勢、TPPの妥協と種子法の廃止、相模原事件での社会の優性思想を反映した加害者の事件背景が分からぬままの死刑判決…。
そんな流れの中での今回の、いのちを守る、という言葉がどうも空虚に感じられてしまい。元よりいのちは大切で。どのような方法・考え方があるのか、これから新たな展開が起こるとも感じ知っていきたいものです。
これまででも日々のからだの動きは限られたものになってきていて。その中で、一体からだは今この日常をどのように過ごしているだろう。
昔のネイティブアメリカンの言葉で、今日死ぬのに持ってこいの日だ、なんて有名なのがある、いや、この辺でも30年位前には、紋付き袴の正装で寝るので不思議に思ったら翌日朝に息を引き取っていたという話もあったけれど、そういう感覚って想像だけでもしてみたいと思ってた。
あっという間に人生100年へと向かっていて、無防備に生きていけるようになっていると我が身を感じるし、恩恵を被っていることも十分感じている。
それとともに、からだの感覚・判断が少しずつ麻痺されてきてはいないか…利便的に作られた生活環境に馴染んだからだは、表面的な出来不出来や優劣や数値などでの判定や評価される中で、判断し行動する状態となり、その人自身に備わっている本来の感覚や能力が生かされず見逃されているかもしれない。。。。
分かりやすさと合理性がより求められ、パフォーマンス技能やアピールが向上し振興され、また専門家や高度な技術で把握し処理出来ることは勿論様々にある。
けれど、何気ないからだの中にある価値を見出すことが困難になっているんではないだろうか。
…そんなこと前々から日頃思ってまして、、、新型コロナ渦中となりどうするのか考えながらですが、、、こんなことを話したり、からだを感じたりの交流の時間を持ってみたいと思っています。
公演ではなくて、からだや踊りやそれを取り巻くことなどについていろんな人と話しなどをする時間です。