こんにちは。‘ホンダバイクスVol.12’に出ている斎藤です!
…今しばらく、自慢させて下さい…。
本題は画像のBB。
七分組みで届く完成車を組む時も、一度クランクを外してグリスをチェック(塗り直す)のですが、そもそもココにグリスを塗る必要はあるのでしょうか…。
と言うのもこの車両、グリスの‘グ’の字も塗った形跡がないんです。ここまでキッパリ!としていると、必要無かったっけ?と思ってしまいます…。
なぜグリスが必要か?
昔から圧入してセットするスクエアテーパータイプのBBには、薄くでもグリスが塗っていないと軋み音が出やすいんです。
TAの様な(昔のね)柔らかいクランクはグリスによって滑りが良くなりすぎてしまうと、締め付けの力でクランクが奥に入り過ぎてしまう…なんてトラブルも有りましたが、それでもグリスは塗っていました。
しかし最近のカンパニョロは上記のトラブルを避ける為に‘グリスは塗らないで!’と指定されています。
画像のGIOSのクランクはスギノ製。昔々カンパとスギノは寸法がそっくりで(スギノが真似た?)仲良しだったので、まさか今のスギノも…いや、聞いたこと無いな…。
これからもグリスは塗り続けます!
↓抜くよ。 ↓塗るよ。

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