気動車魂〜頑張ろう芸備線〜

今年も三次市内で開催された、「第23回みよし市民納涼花火まつり」へ行ってきました。

花火を見るのは勿論ですが、鉄的にはこの花火大会開催のための臨時列車運行にも注目です。

今年のダイヤ改正で、三次以東の芸備線と福塩線は夜間の便が無くなってしまっている分、それぞれ備後西城行き、上下行きと1本ずつの臨時列車が設定されました。

運行表示はこの通り。上下行はこの表示機設置時点から存在していませんでしたが、簡単に設定できないシステムなのでしょうか？行き先が空欄となっていました。


こちらは広島行の臨時列車となる編成です。昼間の増結で三次入りし、中線でスタンバイしていました。


跨線橋の階段を登っていると、このような看板が。
工事中のために使用不可となっています。工期が進んでいる証拠と見て良いのでしょうかね。


20:00から花火の打ち上げが始まり、約15分後に三江線の三次行(433D)が駆け抜けていきました。


打ち上げの数は昨年より約2000発少ないということでしたが、綺麗な花火でした。フィナーレも例年通り派手なもので満足でした。


観賞を終えての三次駅。
中々お目にかかれない「上下行」の方向幕を一枚。


右手は備後西城行きです。立ち客も出るほどの盛況のようで安心しました。上下行や広島行も混雑していました。
来年の臨時列車運行も期待できそうです。


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[花火観覧客用臨時列車]
・芸備線（広島行）
(9885D)　広島←キハ47-1102+キハ47-151
三次22:36(1)→甲立22:59→向原23:14/18→志和口23:30→狩留家23:51→下深川0:02/09→安芸矢口0:17→広島0:32(9)

・芸備線（備後西城行）
(9366D)　キハ120 323
三次22:05(3)→塩町22:17→備後庄原22:37→備後西城23:05

・福塩線（上下行）
(9734D)　キハ120 327
三次22:15(2)→塩町22:27→三良坂22:34→吉舎22:45→上下23:14

慌しい日々から開放され、ようやっと休みを取ることができました。
そこで、ちょっと違った気分を味わおうということで・・

JR呉線、忠海駅から徒歩5分ほどの忠海港へ。ここから大久野島へのフェリーが出ています。
1時間に1・2本ほどで、比較的利便性は高いです。大人一人の船賃は300円です。


航路は、フェリーと客船で運航されていますが、こちらは客船です。WEBサイトによってはフェリーの時刻しか掲載がない所もありますので、よくご確認を。


船に揺られること約15分。大久野島へ上陸です。
今日は晴天に恵まれ、猛烈な陽射し。お出迎えのうさぎたちは日陰でおくつろぎ中・・


大久野島といえば、今やうさぎの楽園として有名ですが、こちらを忘れてはいけません。かつて毒ガス製造の島と化した過去があるのです。

・島で製造された毒ガスは、日中戦争などで使われ、多くの人が犠牲になった
・日本が終戦を迎えた後、中国のあちこちで毒ガスが破棄された
・毒ガスの製造を隠すために、島の存在が地図から消された頃があった

など・・。
詳しくは毒ガス資料館を訪れてみてください。


さて、周囲4kmの島を海沿いに歩いていくと綺麗な海に浮かぶ島が見られます。
こちらは小久野島（こくのしま）だそうです。


続いてはうさぎのエサを100円で購入し、暫しうさぎに癒されてきました。
エサを近づけると飛び寄ってくるうさぎ。こんな姿は初めて見ました。


また、1匹にエサをやっていると、どこからともなく寄ってくるうさぎたち。
いつの間にかうさぎまみれに。。。


あっという間の滞在時間でしたが、普段の生活とはちょっと違った世界を体感できました。

先日の列車停止位置の変更から約1ヶ月、また少し広島駅ホーム上の変化が現れていたのでレポートします。
例によって7・9番ホームのみです。

7月12日に横川側にあったWCが使用停止となり、ひろしま駅弁の売店も閉鎖され、柵で囲われていました。


乗り場はまだ先まであるのですが、最長の6両停車位置の先も柵が設置してありました。その先は基本的に立ち入り禁止になっているようです。


一応、工事作業上必要な最低限の通路はありますが、注意としてセンサーが設置されており、立ち入ろうとすると結構な音量で、通行を禁止するような警告文が流れます。


以前の6両停止位置目印は取り外されていました。まさか8両も・・？


と思いきや、8両停止位置目印はまだ残っていました。取り外したものは別途に転用したのでしょうか。
ただ、現状は中々8両停止位置目印を写真に残すのは難しいと思われます。（不審者と思われないかという点で）


これはオマケですが、1850Dの連結を見てきました。
一般の方も作業を見られていたのか、「（連結部の）こんな狭い所で作業するのも大変じゃねー」という声も聞こえました。


月末は1〜3番ホームについても停止位置の変更が始まるようです。
駅ホームの不便がちょっと多くなってきますが、、
暫くは我慢になりそうです。

「海フェスタおのみち」開催に伴う臨時列車「海フェスタ清盛」号が、広島〜福山間を土日祝のみ5日間運転しています。

列車は清盛マリンビューに続き、山陽本線を走る経路ですが、この度は岡山支社となる福山駅までの乗入れます。（この期間の始発は広島）
ちなみに車掌は糸崎駅で交代していました。

三原駅停車中の列車。本来なら向かいの呉線折り返しのホームへ入線しますが、この度は延長運転ということで、発車ホームが変わっています。


列車案内表示は「臨時快速」の種別。愛称名は表示されず。


終点福山へ到着後は、大門駅まで回送。再び福山駅に戻ってくるまで2時間半ほど。
その間に、尾道駅へ移動しラバー・ダックを撮影してきました。


再び福山へ戻ってきて、復路「海フェスタ清盛」2号の案内確認。


福山駅に停車する列車。ディーゼル自体は一応井原鉄道の乗り入れがあるでしょうが、いざ本線側に入線すると目立ちますね。


三原以東では珍しい乗り入れということで、沿線には撮影隊がぽつぽつと見られました。
「海フェスタ清盛」1号の指定席はほぼ満員御礼で、まさかこれほど席が埋まるとは思っておらず、驚きました。半数以上の方が福山まで乗られていたと思います。
三原〜福山の本線区間は、それなりにスピードを出して運転していたので、DC好きとしては満足でした。

久々の晴天にも恵まれ、呉線沿線では海水浴を楽しむ姿が多く見られました。
忠海港から大久野島へ向かうフェリーを待つ人の姿もあり。
やはり晴れた空は待ち遠しいものです。
降雨は程々にしてもらって・・、すんなりと梅雨明けしてもらいたいものです。

[今回の行程]
キハ120 6：5831D→キハ47 7001：9230D(海フェスタ清盛1号)/広島→モハ115-3510：451M/福山→モハ115-3510：450M/尾道→キハ47 7001：9239D(海フェスタ清盛2号)/福山→キハ47 2022：1876D/広島

7月21日：第23回みよし市民納涼花火まつり（20:00〜21:30）
　最寄：三次駅　歩約15分（巴橋）

※花火大会の帰り用に
臨時列車が運転します!

＜三次駅発＞
広島行　22:36
(志和口23:30/下深川0:09/
安芸矢口0:17/広島0:32)

塩町・備後西城行　22:05
(塩町22:17/備後庄原22:37/
備後西城23:05)

塩町・上下行　22:15
(三良坂22:34/吉舎22:45/上下23:14)

・行きの列車はこちらを参照ください。
（芸備線）
広島17:00発　各駅　三次行（18:48着）
広島18:00発　快速　三次行（19:20着）

備後落合17:11発-備後庄原18:02発　三次行（18:33着）
備後庄原19:04発　三次行（19:40着）

（福塩線）
府中17:01発　三次行（18:56着）