気動車魂〜頑張ろう芸備線〜

ぱっとしない天気だなぁ・・と週末を過ごしていたのですが、一方隣接した山口県、島根県では豪雨が襲い掛かり、無念にも鉄路に大きな傷跡を残していったのでありました・・・

個人的にお世話になった路線であった、美祢線、豊肥本線が相次いで豪雨被害を受けましたが、次は山口線・・
悲しいやら無念やら、、自然の驚異には勝てないのか・・



色々思うところはありますが、自然の驚異は、元を辿れば人間生活が及ぼしたものだというところがもどかしいのです。
年々、自然災害の脅威が威力を増してきている気がします・・

さて、巷では鉄クラスタがキハ187系やC56などの蒸気機関車の処遇を予想したりしていますが、そのあたりは置いといて、これからSLやまぐち号を主とした稼ぎ時というところに、この災害は痛恨の一撃です。

路線バスと並行する区間もあるとは思いますが、非常に重要な役割を果たしている陰陽連絡線の1つです。
橋梁の流出があったということで、復旧には困難が立ち向かうと思いますが、先ずは1人でも多くの方の無事を祈りつつ、着実な復旧を願いたいと思います。

芸備線の臨時急行「ちどり」の運行まで、はや1ヶ月前を迎える時期になってきました。
「ちどり」の運行に伴い、前後の列車にダイヤの変更がありますので、下記にまとめます。
ご利用の際はご注意ください。

※急行ちどりは全席指定席です。また、急行券も必要です。※
対象日：8月31日、9月1日・7日・8日

[(臨時)急行ちどり]
9814D 三次行
広島(9) 10:55-下深川 11:10-志和口 11:31-吉田口 11:42-甲立 11:53-三次 12:10

9815D 広島行
三次 13:06-甲立 13:23-吉田口 13:35-志和口 13:45-下深川 14:03-広島(8) 14:18

[8/1 情報修正]
各駅の時刻につきましては、駅配布の時刻表またはJRおでかけネットにてご確認ください。

●時刻変更（1分以上）
＜三次駅＞　下り5本　上り7本(9861Dは変更扱い)
＜向原駅＞　下り7本　上り7本
＜下深川駅＞下り4本　上り7本
＜安芸矢口＞下り5本　上り2本
＜広島駅＞　下り5本　上り2本

●新設
9859D(各駅)　下深川 11:14-安芸矢口 11:25-広島 11:39着

今年も夏の大イベント、「みよし市民納涼花火まつり」が開催されました。
鉄的には臨時列車の運行に注目していましたが、例年通りの運行予告があり、今年も三次へ行ってきたのでした。

午前は青空の下、キハ40 2034(姫新色)を撮影に。
次の機会では正面から撮りたいですね。


夕方からは三次入り。庄原周辺では大雨になった時間帯もありましたが、何とか回避できました。
駅の掲示にあった花火客向けの臨時列車の時刻表です。三次駅でも係員が印刷物を配布していました。
・広島行(9885D)
・備後西城行(9366D)
・上下行(9734D)


臨時列車の電光掲示。昨年は「上下行」がうまく表示できずに、やっつけな場面が見られましたが、今年はきちんと案内されていました。


今年も花火は巴橋の上から観覧。多くの客が打ちあがる花火へ拍手を送っていました。
因みに、今年も三江線通過中に花火が上がることはありませんでした。（通過を待つのでしょうかね？）


花火を楽しんだ後は、臨時列車の撮影を。
昨年と比べ、上下行と備後西城行の乗り場が入れ替わりました。


こちらは昨年と同じようなアングルな上下行。


こちらは広島行ですが、昨年とは異なり「臨時」幕を表示していました。（側面LEDは「広島」）
キハ47 1066の独特フォントで見ることも。


昨年同様、臨時列車にはそれなりの利用客があり、ほっとしています。天気も崩れることなく、盛況をアシストしてくれたのではと思います。
来年の開催も楽しみです。
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[花火観覧客用臨時列車]
・芸備線（広島行）
(9885D)　広島←キハ47-1066+キハ47-110(臨時幕)
三次22:36(1)→甲立22:59→向原23:14/18→志和口23:30→狩留家23:51→下深川0:02/09→安芸矢口0:17→広島0:32(9)

・芸備線（備後西城行）
(9366D)　キハ120 6
三次22:05(2)→塩町22:17→備後庄原22:39→備後西城23:05

・福塩線（上下行）
(9734D)　キハ120 320
三次22:15(3)→塩町22:27→三良坂22:34→吉舎22:45→上下23:15

ちょっとした都合で、夜の狩留家駅を訪れてきました。

駅舎の入り口を照らす1灯の明かり。
待合室との明かりのギャップを感じます。


ホームへ行くと、扉を閉め「回送」表示をしている狩留家始発の列車。
先に発車する三次方面からの列車を待って、客扱いを始めます。


虫の音と車両のアイドル音が響き渡る駅。
結局先行の下り列車が到着しても、乗車する人はおられませんでした・・・（涙


さて、本日は参院選の投開票日。少しばかり愚痴をば。

毎度メディアが事前に世論操作のような報道をし、有権者の投票意欲を削ぐと思えば、投票所では投票用紙を誤配布しての無効票・・
これではまともな投票なんて実現しません。意義も感じられません。
私は不正選挙同然だと憤っています。
芸備線の駅総選挙のほうが、よっぽど信頼度の高い結果が得られそうだと思います。（簡易的なレベルでもいいので、いつかはやってみたいですね？）

三次駅での「奥出雲おろち号編成展示」記事の続編です。

わざわざ三次市の象徴の一つ「霧の海」を再現して頂いたのですが、裏仕掛けはこちらです・・。
思うように固まった霧はならず仕舞いでしたが。。


そもそも、前回記事の「きりこちゃん」登場を始め、展示イベントに際してここまでやるのか？
と思っていると、謎が解けました。
山陰から来たバスで、約40〜50名の団体客が三次駅へ到着。


なるほど、それがこのネタバレに繋がったということか。
展示なのに「団体」とはどういうことだ？と思っていたわけですが・・
これを分かったタイミングで、三次駅から路線バスへ乗り換え、沿線で撮影することにしました。


前回の「歌声列車」撮影失敗のリベンジを果たすべく、撮り易いであろうポイントで待機。
14:19頃に七塚駅を通過していった、おろち号を撮影。
曇り空でしたが、もうちょっと角度を付けて撮れば良かったです。。
※車内から手を振って下さった方、応える余裕が無くてスミマセンでした。。。


機関車側。手前の道路を車が通る直前でしたので、こんな写真しか撮れませんでした。。


事前に情報が無かっただけこともあり、この回送兼臨時列車の撮影に突撃した方は僅かだったようです。

次のイベントは7月20日の「みよし市民納涼花火大会」です。
芸備線の臨時列車が今年も運行されるのか、情報を待っているところです。

7月1日より、広島デスティネーションキャンペーンが始まりました。
20日からは、夏季青春18きっぷも利用解禁になりますので、広島中心部だけでなく、県北にも多くの方に訪れて貰いたいと思います。
（出来れば現地でお金を落として貰いたい・・）

展示は12:00〜13:15でした。少し早めに三次入りしたのですが、おろち号は既に中線でスタンバイしていました。
早朝からの雨により、トロッコ車両の机等を拭く駅員の姿が見られました。


その後、予定通りに2番ホームに移動してきたおろち号編成。広島色キハ40との並び。
トロッコ列車運行15周年のHMが格好良いですね。


続いて広島から1858Dが到着。広島側は姫新色で、またも珍しい並びが実現しました。


天候が悪かったせいか、少し客足は少なかったかなと思います。広島側からのおろち号乗車の機会は激減してしまいましたが、中国地方で貴重な体験が出来る観光列車の1つです。
是非、多くの方に利用して頂きたいと思います。


三次駅構内では、沿線写真の展示も行われていました。
三次観光イメージキャラクター「きりこちゃん」も駆けつけていました。


最後の写真について、右下はホコリとかではなく「霧の海」をイメージしたドライアイスの噴霧を行っていたものです。
これがまた大掛かりな仕掛けでありまして・・（後編へ続く）