気動車魂〜頑張ろう芸備線〜

まずは、16年振りの広島カープ Aクラス確定を祝いつつ･･･
朝夕の寒暖差が大きくなってきている季節、体調を崩されていませんでしょうか。
台風シーズンも終わりを迎えそうだ、と天気予報で聞かれるようになり、ようやっと自然災害からは距離が置けるのかな・・・と一安心しています。

さて、「急行ちどり」の運転から3週間。
芸備線沿線には秋の光景があちらこちらで見られます。
定番の撮影場所で、彼岸花と広島色。


三篠川橋梁で一番ひっそりとしている、第2三篠川橋梁を狙ってみました。


キハ40単行も画になります。


まだ咲き始めだったか・・陽射しにも恵まれず。。


稲穂と青空の下をかける2両編成。


本当ならばこのトンボをメインに撮影したかったのですが、どうもピントを合わせる余裕がなく。。
F値の設定を戻すことを失念し、背景も煩くなってしまいましたorz


先日、上下の手ブレ対策として安価な一脚を購入してみました。
うまく扱えるかは課題として、どこかで役に立てばと思います。
来週も秋晴れを期待・・

大きな盛り上がりを見せてくれた、芸備線のリバイバル急行運転から1週間。
今後の動向が注目されているキハ48ですが、
早速芸備線の運用に戻っていました。

また、あの褪せた色に戻ったのかと見てみると・・・
「なんだこれは・・・」


パッチワークと化した車体は、もはや1週間前の輝きは無かったかのような気分に・・


ラッピングとともに塗装が剥げてしまい、このような有様になるのであれば、急行色（ラッピング）のままで運用復帰しても問題なかったのでは・・と感じざるを得ませんでした。
今ではラッピング車両があちこちで登場している状態ですので、芸備線にも定期的に運行する車両を取り入れて欲しいものです。


これからは秋が深まってきますし、芸備線沿線の魅力はこれからも絶えません。
また、芸備線にお越しください。

皆様撮影＆ご乗車お疲れ様でした！
臨時急行ちどりの4日間に渡る運行が無事終了しました。

最終日は何とか天候も見方し、連日多くの方が沿線を訪れた結果、地元の方々もつられて列車を見る姿が多く、芸備線沿線が一体となって盛り上がった体感の出来た終わり方だと思いました。
（一部アウト気味なポイントで撮影されている方も見ましたが・・）

皆様はどのように楽しまれたでしょうか？
「急行」の走りを楽しんだり、自分なりの撮影で楽しんだりされたと思いますが、同業者や地元の方々とのふれあいにも繋がる機会も感じられたのではないでしょうか。

さて、前置きが長くなるので撮影レポート記事に入らせて頂きます。
8度の運転の楽しみ方は、乗車1回、沿線撮影6回と満喫してきました。

先ずは初日。大雨と強風で大荒れの天候でした。
運行自体も不安視されていましたが、何とか最悪の事態だけは逃れられましたね。（狩留家〜白木山にて）


2日目。この日も雨模様となりました。
当初は第2三篠川橋梁で撮影予定でしたが、同業者の方と被ってしまったため、急遽移動して撮影したものです。
背景があっさりしすぎましたね。（中深川〜上深川にて）


こちらは定番の撮影地。頭上に架かる橋が雨よけになり、ここでも7・8名の撮影の姿がありました。（上三田〜志和口にて）


3日目。往路を広島駅で見送り、復路で撮影地へ向かうも同業者の方と被り、別の撮影地を探していたところ、地元の方と出会い、ポイント探しを手伝って頂きました。
写真は広島発の発車案内です。スクロール文字が一花咲かせてくれました。


俯瞰で早くから場所を取られてしまうと、中々その視界には入れなくなるので、結果満足な場所を見つけ出せず、今ひとつの結果となりました。。（吉田口〜甲立にて）


最終日です。天気が回復・・と喜んだのもつかの間。通過時に陰ってしまいました。写真はそれなりの露出補正を掛けています。。
地元の方も多く沿線に出られていました。ここは警笛が鳴る区間なので、その点も魅力です。（狩留家〜白木山）


最後の撮影はこちら。良い感じの雲となりました。
稲が既に刈られてしまっていたのが残念でしたが、個人的には満足です。（向原〜吉田口）


と、こんな感じです。撮影記は多くの方が執筆されているかと思いますので、物足りないようであれば、別途探してみてください。

撮影がそもそもヘタクソということもあり、自己満足でこの4日を無理やり完結しましたが、沿線が盛り上がり、芸備線のイベントを楽しんでくれた方が多くおられたことは嬉しいことです。
私自身もこれほど楽しんだのは、芸備線に出会ってからは初めてかもしれません。（もっと撮影者の方々と交流すべきという反省点もありました・・）

今やデジタル化が進み、その場に行かなくても撮影された画像を見ることは容易になってきました。
しかし、実際の撮影地を訪れ、撮影することはアナログでしか体感できない、多くのメリットがあるものです。

これは都合の悪かった方もおられるでしょうから、一概に言い切ることは出来ませんが、こういう機会がローカル線にはもっと必要です。
イベントが終わり、キハ48のラッピング運転は終了し（その後どうなるか分かりませんが）、また静かな沿線風景が戻ってくるでしょう。

ただ、これを一過性にしてはいけませんね。
今後も、芸備線の魅力発信を1人でも多くの方に感じて頂けるよう、地道に撮影を続けていきたいと思います。
また、芸備線へいらしてください。多くのご乗車をお待ちしています。

いよいよ運行を迎えた「急行ちどり」。
前日に何とか下り列車の指定席を確保できましたので、乗車編を簡単にレポートします。
1週間前から、みどりの券売機を毎日叩いていた甲斐がありました（爆）

三次駅での列車案内です。種別はこの表示機に変わって初の「急行」となりましたが、列車名は表示されませんでした・・・
※広島駅ではバッチリ表示されていたようです。反対に下深川駅ではなんと種別が「普通」扱いと・・
↑中の方、対応出来ないでしょうか。。。


三次駅で1858Dと並ぶちどり号こと、綺麗にラッピングされ急行幕を表示したキハ48 4（広島側がキハ48 1004）。

■臨時急行ちどり(9814D/9815D)
広島←<キハ48 1004]-[キハ48 4>→三次


特製ヘッドマークも装着されました。


久々のサボ装着、やはりアナログチックが好みです。
しかし、列車番号のフォントは国鉄フォントではなく、マリンビューと同様になりました。ここも何とかならなかったのでしょうか・・・


号車札と列車愛称板も。さっきから昔では当たり前に見られていた光景を連呼していますね。お許しを。。
ただ、このデッキ付きの片開扉の並びもそう見れるものではなくなりました。


最後は「指定席」。この光景もデッキがあってのものですね。


生憎の天候ながらも、ツアー客の乗車日ということもあり、車内はほぼ埋まった状態でした。
下深川からも乗車される方もおられ、注目度の大きさも感じました。
車内では記念乗車証と絵葉書、カンバッジが配布されました。


下深川以南の駅通過も新鮮でした。快速通勤ライナーを利用していた頃を思い出します・・。
三次から1時間12分の旅はあっという間でしたが、広島駅でも多くの人に出迎えられ、良い機会になりました。
沿線には久々に多くの撮り鉄部隊の姿が見られ、盛り上がりを体感できました。


あと2回の運行で終わりというのも寂しいですが、逆に2回のチャンスを楽しんで撮影したり、乗車したりして頂けると幸いです。
このラッピングもこれで終わりではなく、今後のイベントにも繋がっていけば良いと思っています。いや、しなければなりませんね。
本来のリバイバル運転を期待されている方も少なくないと思います。そのためには、自治体や対策協議会などJR以外の力も必要になります。

来年以降の芸備線開通100周年に向けても、弾みにしていかなければなりません。
ともかく、残り2日。今度は青空の下を快走する姿を願いましょう！
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(追記)吉田口発広島行の急行券