10月31日、近畿日本ツーリスト企画の
芸備線100周年記念「ハロウィントレイン」が芸備線を運行しました。
臨時列車として設定された訳ではなく、
定期列車(快速みよしライナー)へ貸切車両を2両増結という形で運行されました。
折角の増結ということで、北上して撮影あわよくば紅葉も一緒に・・
と、乗った列車が快速の1本前となる1854Dでしたが、これがまさかの
キハ40×3という編成。
甲立での交換。元々下車する予定でしたが、思わぬ「
団体」幕を収められたのは結果オーライ。
このツアーには別行程(?)があったようで、増結1両はその方々の移動に使用されたようです。チラ見してみましたが、車内の様子は良く分かりませんでした。
芸備線内を珍しく
キハ40×3という編成が走行し、事前に情報を知っていた方々が沿線にカメラを構えておられました。
次の快速列車の撮影まで1時間、天気も良く丁度良い気温でしたので、江の川沿いをのんびり歩いて時間を潰していました。
紅葉はまだ早かったようです。
久々に訪れたもので、広島側にカメラを向けたアングルは顔が陰ってしまいました。写真はケツ追いで撮影したものです。
2両増結し、4両編成となった快速みよしライナー。これもまた広島側は「団体」幕を掲出していました。
さて、増結分を見送り更なる時間つぶしが必要でしたが、天気が良かったことでノリだけで「
隣の上川立駅まで歩いてみるか」ということにしました。(約4.5km)
その後、増結分のキハ40は備後落合まで乗り入れていたという大スクープを知らずに。。
芸備線最長の郷原トンネルを抜けた先まで歩くと、和食料理屋があります。
県道から逸れ、芸備線の線路を大きく跨いだ道路の先にありますが、新線への切替前から営業しているのでしょうかね?
更に歩いていると、直線区間で良い構図になりそうな場所を見つけました。
ここで1858Dを練習してみました。陽の当たる角度で車体側面は陰りましたが、芸備線ぽい風景を感じられるかな?と感触は良かったです。
寄り道をしながら上川立駅へ到着。
が、先ほど三次行を見送ったので、三次方面へ移動する足は更に1時間後。
駅のすぐ横に、オシャレな
カフェ(結構評判は良いようです)がありますが、私のような野郎が足を踏み入れる勇気はありませんでしたので、駅のベンチに座ってぼんやりしていました。
その後三次駅へ移動し、食料調達。駅中コンビニが出来て便利になりました。。
三江線口羽行と団体列車(4両編成そのまま)の並びを撮影。
それから再び上川立へ戻り、先程の撮影地へ戻ります。
陽の当たる向きも変わり、撮影条件としてはバッチリです。
但し、増結分のキハ40が三次以東へ移動していた情報をこの時点で確認していた為、帰路も同編成となるか気になるところでしたが、残念ながら、1871Dは予想通り通常のキハ40×2で通過していきました。
夕暮れ時が近づく中、広島行の快速みよしライナーが通過。
程よい夕陽が当たる色合いが出ており、待った甲斐がありました。ただ、この写真がトリミングでなければもっと良かったのですけれど・・・
返しはド逆光でしたが、4両編成が日中撮影出来る機会はそうありませんから、これも貴重な記録です。
これにて撤収、結局今日だけで甲立〜上川立間を15000歩程度も歩き回りました。
このツアー、三次駅からは、三次ワイナリーにてバーベキューの昼食会やイベントがあったようです。
三次や庄原、東城の県北主要地域には観光地がありますので、
100周年イベントに限らず、このような臨時列車とバスを合わせて、ツアーイベントを定期的に開催して貰いたいものです。
あと、2列車に対する増結は「
ハロウィントレイン列車」と題した貸切車両でしたが、
車両への装飾等については、JRの規則により不可能とのことで、見た目からすると単なる増結にしか見えないですね。
JRには、第3セクターの取り組みとまでは行かなくとも、もうちょっと融通を利かせて欲しいと思いました。
もし、仮装で沿線から手を振る企画が同時にあったら、更に面白かったかも?と考えましたが、私にはその勇気がありません(汗
ただ、呼び掛けがあれば小規模ながらも実現可能だったかもしれませんね。
芸備線は山に囲まれた路線ですので、海の風景と比べて乗客の目を引き付ける点ではどうしても劣りますので、こういった角度からアプローチというのも、今後乗客を楽しませる為に、アリかな?と思い浮かんだ次第です。
また何かしらのイベントを期待したいものです。
あ、上川立駅そばのカフェに興味がある方、是非列車でも訪れてみてください。
[ハロウィン列車増結編成]
←広島
(5856D)キハ47-3006(増)+キハ47-63(増)+キハ47-3008+キハ47 2012
(1854D)キハ40-2003(増)+キハ40-2001+キハ40-2122

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