先月の寒波から約1ヶ月、再び中国地方(主に県北、日本海側)が寒波に見舞われました。
前回と違い、広島中心部に近い地域は殆ど積雪が無かったものの、県北では1日に数十センチ単位の積雪があったそうで・・
この大雪により、芸備線では備後庄原〜備後落合〜東城間が数日間に渡り、運転見合わせとなりました。
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備後庄原〜備後落合間は、2月10日(金)〜20日(月)午前中まで運休という、やや長い期間の影響が出ています。
そんな中、現地の状況を確認したい兼、乗車支援も兼ねて備後庄原まで乗り鉄してきました。
広島市内最北となる井原市駅。
先月の18日には、雪の重みで駅舎の庇が落下するといった事象が発生しました。
庇があった時の写真がすぐに出てこなかったので、気になる方は探してみては・・
志和口を過ぎたあたりから車窓が雪景色に変わるも、三次到着時点ではまだこの程度。
備後庄原〜備後落合間運休とのことで、停泊している車両の幕も「
備後庄原」となっていました。
芸備線356Dの行き先案内表示も「
備後庄原」に。
三次から4名の乗客を乗せ、定刻に発車。
備後庄原には2番線に到着。折り返し前提の運用です。
見ての通り、通路はしっかり雪かきされており、1番線と3番線の線路は雪に埋もれています。。
庄原駅前はいつも以上にひっそりしており、車の往来も少なめでした。
庄原市営バスの総領線(日祝 庄原駅14:00発)が列車から乗り換える人もなく、寂しく発車していきました。
この後、少し散策ついでに歩いてみましたが、靴がすっぽり埋まるような積雪が点在し、それはもう無駄に疲弊しました。
そうこうする中、青空が見えてきた頃に再び備後庄原に戻り、三次行列車にも乗ります。
構内通路から備後西城・落合方面を。
辛うじて線路跡が見える程度で、奥へ向かうほど銀世界です。

この環境に住むとなると中々ハードルが高いですが、たまに見る風景としては最高です。
ホームでは、井原市駅舎の庇が落下する事象を受けてか、庇を支えるような処置がされていました。
359D列車は、天候が回復した効果か、10名の乗車がありました。
359Dから2分の接続で、快速みよしライナー広島行きに乗換。
乗車した
キハ47 1007は、液晶型の運賃表搭載車でした。
今後ワンマン車両の運賃表は、この液晶型に変わっていくのでしょうね。
ダイヤ改正からは広島行の快速が増えることで、県北との行き交いが活性化すればよいと思うのですが、バスとの競合もあるのでなんとも。。
来週には時刻表が発売されるので、ダイヤの整理が慌しくなります・・

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