JR芸備線各駅紹介シリーズ向けに写真が溜まってきたので、いい加減加速していかないと・・
路線バスでも訪問可能であることもあり、意外と今まで頻繁に訪れていたので、2回に分けてお送りします。
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【吉田口(よしだぐち)駅】
所在地:広島県安芸高田市甲田町下小原278 (34.664468, 132.745849)
広島から15駅目、49.2km。
ホームは1面2線、無人駅。ICOCA非対応、自動券売機なし。
かつては急行・快速列車の停車駅であった。
[駅周辺] 郵便局、小学校
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駅とホームとは線路を跨いで行き来するようになっています。
(狩留家駅と同様)
警報機は鳴動しますが、遮断棒は設置されていません。
ホームから広島方面。
左手に見えるのは、昔の貨物ホーム跡のようです。
駅横にはバス停留所を備えたロータリーがあり、とても整った駅となっています。
吉田口駅に到着すると、この大きな看板が目に入ります。
吉田口駅が属する安芸高田市は、武将毛利元就が生涯を過ごした地です。
その
毛利元就の教え「三本の訓」から、「
三矢の駅」と命名したのではと推測します。
ただ、この吉田口駅は、安芸高田市吉田町中心からは数キロ程度離れており、看板とは裏腹に駅周辺はひっそりとしています。
また、写真にもある「
大土山田楽」は、駅前徒歩5分の場所にある田んぼにて、毎年6月第1週に開催される
大花田植のイベントで見ることができます。
続いて待合室。
四方から光の入る構造となっており、真ん中には四角の机に丸い木の椅子という顔合わせのし易い、アットホーム的形状となっています。
こちらは駅の窓口ですが、今や無人化となってしまい、時折郵便物が置かれる光景しか見ることが出来ません。
吉田口駅には一時期駅スタンプが設置されていました。
それは、
わくわく芸備線スタンプラリーの開催によるものでしたが、まあイタズラ好きの不届き者によって、この有様に。。
(今も多少跡が残っています。。)
また、待合室のホームとは逆側には会議室のようなスペースがあり、扉の上には過去の栄光を知ることのできる写真が立て掛けてありました。
昔駅を訪れた時には、会議室で何かの会合が行われていたようで、一度だけ入る機会があり、そこではビールを片手に渡され、駅の昔話を聞かせて頂きました。
と、以上今までの吉田口駅の様子をお送りしましたが、先日吉田口駅を訪れると待合室の様子が一変。
こちらは(その2)にてレポートしたいと思います。
その2は
こちらから

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