気動車魂〜頑張ろう芸備線〜

JR西日本30周年記念乗り放題きっぷの旅、その3です。
→乗車記その2

【第6走者】きのさき20号(5020M)　豊岡→京都
ここから再び特急に乗ります。
当初は、和田山から播但線経由（はまかぜ乗換）も考えていましたが、この後の走者に繋ぐにはこの経路しかありませんでした。


道中の記憶が一部途絶えつつ、京都へ到着。すっかり陽が落ちていました。
すると視線の先に奈良線に入る103系を発見。
また爆走する103系に乗ってみたいなぁ、と感慨深くなりました・・


【第7走者】（ワイドビュー）ひだ36号(2036D)　京都→大阪
きのさき20号で京都入りしたのは、この列車が目的です。

JR西日本エリアでカミンズエンジンが楽しめる希少な列車、キハ85を満喫するためです。
それを知ってか、または前面展望が目的か、結構な方がこの列車を待ち構えていました。

進行方向先頭車両が自由席のため、この魔法の切符で前から2列目に着席。
発車時に唸るエンジンは注目の的です。
ただ、加速が優秀のため、まったりディーゼルエンジンを満喫する余裕も無く、惰性走行になってしまいます。。


大阪までの30分弱のお楽しみは、あっという間に終わってしまいましたが、それでも最後の在来特急走者としては、十分な役でした。


【第8走者】新快速(3322M)　大阪→新大阪
【第9走者】のぞみ57号　新大阪→広島

いよいよ魔法の切符も最後の効力を使うときが来ました。
「strong typhoon」という不吉な単語も見えますが、無事何事も無く行程を終えることが出来ました。
個人的にはとても有意義な1日になったと思います。


車中では、懲りもせずまた肉系のこってり弁当を頬張ってしまいました・・


今回の行程、移動距離は約1200kmを計測。
猛者の方はまだまだ上がいるのかもしれませんが・・

こんな魔法のきっぷが手に入る機会がまたあるのかは分かりませんが、いずれにせよやっぱり旅は良いものです。

JR西日本30周年記念乗り放題きっぷの旅、その2です。
→乗車記その1

鳥取からの山陰線では、キハ47トップナンバーの遭遇を期待しつつ。
地元では見る機会の無い、黒幌キハ47も良いですね。
今回はトップナンバーではなく、キハ47 2に遭遇しました。


【第4走者】普通列車(536K)　鳥取→浜坂
ここからは各駅停車。
特急列車でスピードアップすることも出来ますが、ここは気動車天国をじっくり味わいたいこともあり。


浜坂行はキハ47系かと思っていたら、キハ121の1両編成でした・・
個人的にはキハ121に乗るなら快速運用ですねー。


浜坂駅横の商店で、この先の食料を確保しておきます。
弁当も置いてあるので助かりますね。

あと、浜坂駅の発車標が液晶ディスプレイ化していました。昔の「パタパタ発車標」に味わいがあったのですが、時代の流れですね・・
台風接近の運行情報も表示されていますが、この日は接近にはまだ早く、遅れ等は特に出ていませんでした。


【第5走者】快速列車(1176D)　浜坂→豊岡
今度は黒幌キハ41に遭遇しました。
遠征とはいえ、キハ40系は実家のような安心感です。


正面から見るとキハ41の特徴が良く分かりませんが、連結部分のこの画が乙なんですよね・・


豊岡に到着。
乗換えまでちょっと時間があるので自由通路へ。
ここから駅構内を見ることができます。

右奥には転車台やラッセル車が見え、手前左にはキハ47 1がいるのが確認出来ました。
残念ながら運用には遭遇できませんでしたが、トップナンバー車の姿を確認できただけでも良かったと思います。


キハ47の世界はここ豊岡まで。また別の機会で訪れたいと感じました。

いよいよ最終ランナーへ向かうフィナーレへ向けた行程は、乗車記その3で・・。

「JR西日本全線の新幹線・特急・普通列車自由席1日乗り放題」という名の1万円で買える魔法のきっぷを求めて、2017年9月某日、朝もはよ（5時半）から各地で争奪戦が繰り広げられました・・

当方もまた、まぶた半分の状態で早起き、ダメもとでPCの前に座ってトライ。
サイトのアクセスエラーに見舞われつつ、まさか手に入れることができるとは・・

ということで、乗り鉄に全振りした、観光0％の全く旅の参考にならない乗り放題乗車記を駆け足でお送りします。。


最寄り駅から始発列車で広島へ。
【第1走者】のぞみ112号　広島→新大阪

この乗り放題きっぷの発売対象は、10月の土日限定ということですが、今回は第3週目。過去の利用レポートを見ていると、どうやら新幹線自由席は劇パとなるとのことで、この広島始発便に都合よく乗れたことはラッキーでした。


ただ、この魔法のきっぷには少し罠が仕込まれており（というより誤解）、当方も危うくハマってしまうところでした。
「JR西日本全線の新幹線」。

この先、京都から特急に乗り換える計画でしたが、新幹線の車中、何かの心配でふと確認すると、（新幹線）京都駅はJR東海の管轄であることを把握し、急遽代替ルートを検索。
（一応このきっぷで京都まで乗りこせたようだが、追加料金を取られる）

新大阪からは特急または新快速で、何とか次の乗車予定の列車に間に合うことが判明。

【第2走者】サンダーバード7号(4007M)　新大阪→京都
このまま北陸へ・・とは行きません。
どうしても行き止まりに突き当たるため、最初からぐるりと回れるルートを模索していました。


【第3走者】スーパーはくと3号(53D)　京都→鳥取
今回の旅ルートで決め手になったのは、このバケモノ気動車、スーパーはくとです。
乗車は新大阪からでも良かったのですが、やはり始発駅から乗っておきたいということで。


京都で朝食という名の駅弁を購入。
地方と違って選択肢が多すぎるので、どうしても無難に肉多めの弁当を選択してしまう傾向があります・・


ここから約3時間の乗車です。
やはり走りっぷりと唸るディーゼルエンジンはたまりませんね。
ちなみに、この日の先頭車は貫通型でしたので、展望席は無かったようです・・
（到着時間的に最初から諦めていましたが、結果オーライなのか・・）


乗車記その2へ続きます。

10月になると、「奉寄進」の幟をあちこちで見かけるようになります。
秋祭りを知らせるもので、夜には神楽による笛太鼓も聞こえてきたりします。

広島では当たり前の光景ですが、県外ではどうなんでしょうね。
勿論、芸備線沿線でもこの光景を見ることができます。

「○○氏子中」という表記から、この土地に関わる地区が地域にどれだけ存在するか、などが読み取れ、興味深いものでもあります。
「○○（地区名）」は、踏切名としても見かけることもあります。


これらはメイン道路からよりは、沿線を散策して裏道などから探してみると面白いと思います。
稲刈りの光景と芸備線を絡めてみました。
タイミング的にコンバインが見切れてしまいましたが・・


1日2往復のキハ120　2連。
ここは踏切銘板を目的に訪れましたが、なんと銘板が撤去されていました・・・
あの字体に味があったというのに、残念です。。


広島色のキハ40系が消滅してから、やや撮影頻度が落ち気味ですが、それでも芸備線沿線の風景には魅力があるからこそ、撮影はやめられないんですね。
秋が深まるにつれ、風景にタラコDCが映えてくることでしょう。

芸備線沿線の話題です。

ちょっと鮮度が落ちてますが、お許しを・・

JR芸備線吉田口駅から徒歩2分の駅チカに、「ファミリーマートAコープおばら店」が6月30日に開店しました！


店舗の特徴として、「ファミマベースの各種コンビニサービス」＋「Aコープの商品、生鮮品や日用品の取り扱い」＆イートインスペースの提供があります。
当然ながら店舗内は撮影できませんので、うまく説明できないのがもどかしいですが、非常に地域の利便性を向上させる拠点になるのではないかと思います。

撮影中も、結構頻繁に車の出入りがあるので、中々立ち止まって・・という訳にはいきませんでした。。

誰得情報の補足ですが、芸備線の接続が無い時間帯などでは、路線バス（JR井原市駅〜JR向原駅〜JR吉田口駅〜広電吉田営業所）のアクセスも可能です。


吉田口駅の「お好み焼きプラットハウス」も若干進化していました。
提灯やネオンでPRされているようです。


オープン当初の記事から、メニューも充実しているようですので、掲載しておきます。
芸備線で訪れれば、アルコールも楽しめますね。


後は駅のPRとして、お好み焼きを駅ホームで受け取り出来ればなぁという淡い期待を寄せつつ・・

早いもので今年も残り3ヶ月を切りました。
衣替えの季節になってきたと思いますが、体調崩されていませんでしょうか？
私は軽く崩しました・・。

今秋は18きっぷの変わりの「秋の乗り放題パス」や「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」が発売され、旅人の流れは今月も活発です。

そんな中、芸備線沿線の写真も撮りたく、ちょっと乗り鉄を兼ねて列車移動。
下車駅付近で青空の下を駆け抜ける、朝の快速みよしライナーから。


続いて目的の撮影地。
井原小学校の取り組み、田んぼへの「かかし立て」を見に来ました。
稲も良い感じに色付いています。
→2016年秋の撮影


口コミでも広がったのか、私が撮影中に3名のグループが2組、この地を訪れ撮影されていました。
ただ、列車と絡めようと長々と粘っていたのは私くらいだったようで・・


この「井原お米作り隊」の看板と案山子、そしてこの風景に芸備線の列車が入る、これこそが緑あふれる沿線の魅力ですね。


アングルを変えて。
何となく躍動感がありそう？
1本の列車通過の間に、色々なアングルが楽しめるのも醍醐味です。


ちょっと付近を歩いていて、いいなと思ったコスモス群（＋α？）
日中も爽やかな風が心地よいこの頃、沿線の秋を見に、芸備線でお出かけされてはどうでしょうか。