豪雨災害発生から51日目となった
8月25日、下深川〜狩留家間の鉄道が復旧しました。
早朝からマスコミ等が狩留家駅を賑わせていたようですが、早起きする気力が全く沸かず、落ち着いた頃合に沿線を見てきました。
中深川〜上深川間、崩落した道路(橋)と復旧した第2三篠川橋梁を走行する列車。
この列車は
9721Dですが、8月25日の時刻改正から
列車番号の3桁目が「8→7」となりました。
ダイヤ切り替えの都合上なのか分かりませんが、こういうこともあるのだなぁと。
列車出発後の狩留家駅を訪れると、早朝の騒ぎはどこへやら、いつもの穏やかな駅の光景がありました。
地元の方と思いますが、達筆の「
祝 芸備線復旧」の祝賀幕が掲出されていました。
狩留家は無人駅の中でも、駅を見守る方がアクティブな印象です。
個人的にも祝賀旗を用意していたのですが、まあ沿線で使いどころが無さそうだ、ということで列車の窓側へ置いて、下深川〜狩留家間を1往復してきました。
恐らく誰も気付かなかったかもしれませんので、全通後に改めて目立つヤツを考えておこうと思います・・(反省)
日は変わって晴天となったので、狩留家付近で1枚。
2両編成が切れてしまったのは、リハビリという言い訳にしておきましょう。
下深川〜狩留家間は、8月25日のダイヤ設定後、
最長4両編成となり、狩留家始発や夜間帯などは回送(送り込み)列車が設定されています。
さて、この先1週間で
新見〜備後落合間、翌年初めには
三次〜備後落合間が復旧する予定です。
問題の第1三篠川橋梁を挟む、狩留家〜三次間の工事は他線の復旧作業が落ち着いてからと思いますが、早速重機が入っているようでした。
また、寸断された橋から白木山側の線路に作業員が立ち入っていました。
付近の道路には、災害復旧工事の案内看板が立てられていましたが、工期は
2019年12月31日まで(予定)。
・・長い道のりは始まったばかりです。

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