気動車魂〜頑張ろう芸備線〜

1月28日〜2月1日の期間で、上深川駅の桜の木を伐採する作業が実施されるという告知が、現地で確認されたということで、急遽向かってきました。

すると、桜の巨木はすっかり姿を消しており、このような衝撃的な伐採跡が目に入ってきました。
（1月30日時点でもうこの状態でした）


桜の木は2本とも伐採されていました。


少し離れて見ると、ぽっかりと穴が空いてしまったような印象を受けます…
→2018年の桜


伐採の理由は不明ですが、SNSの情報を見ると、1月28日の時点で既に枝が1m未満ほどになっていた状態でした。
桜の名所として、そこそこの知名度があった画になる駅だっただけに、ショックが大きいです。
ただ、ホーム上の桜は残っているように見えました・・が。

伐採の理由をご存知の方、情報あればお知らせください。

豪雨災害発生から194日目となった1月15日、JRの運転計画が更新されました。

芸備線不通区間（三次〜狩留家）のうち、三次〜中三田間の暫定的な運転再開です。

ただし、この区間の運転再開を見込む4月上旬に、完全に工事が終了しているという訳ではなく、線路改良工事と並行しての運行再開というものです。

通学などで鉄路を利用する方々のために、学校や沿線自治体から少しでも早く運行再開が望まれていた中で、ギリギリの境界線を決断したものと思われます。

枕木はPC化されており、現在志和口や志和地で閉じ込められている車両も、今冬中に三次側へ引き上げられるものと思います。
作業に携わる方々には、くれぐれも安全第一をお願いしたいと思います。

改めて、これまでの復旧日程と最新の運行計画をまとめます。

■下深川〜広島間

<2018年>

 7月23日〜　通常運転中
12月20日〜　ダイヤ修正（午前通勤時間帯）
※災害特別ダイヤで運転中

■狩留家〜下深川間

<2018年>

 8月25日〜　鉄道・代行バス並行運転中
10月 4日〜　代行バス時刻改正、
　　　　　　快速バスが運行開始（狩留家〜中深川は通過）
12月 8日〜　下深川22:40発志和口行代行バス新設
12月20日〜　ダイヤ修正（午前通勤時間帯）
※災害特別ダイヤで運転中

■三次〜狩留家間

<2018年>

 7月23日〜　代行バス運行中
 8月20日〜　時刻改正（増便、志和口始発便追加）
10月 4日〜　代行バス時刻改正、快速バスが運行開始
（快速みよしライナー相当の駅に停車）
※（三次行）志和口始発便廃止、全便下深川始発化
※快速バスは高速(貸切)バス仕様車で運転

11月12日〜　下深川7:25発の三次行代行バスのみ、
　　　　　「梨の木」停留所に降車専用で停車
12月 8日〜　下深川22:40発志和口行代行バス新設
12月頃　　　各駅停車の代行バスの一部が貸切バス
（まるよし交通など）で運行

<2019年>

★4月上旬　三次〜中三田間暫定運転再開
■運行に際して
・朝、夕時間帯に数往復程度の運転（恐らくキハ120の1両）
・GWや夏休みなどは終日運休（集中的な線路工事を実施）
・暫定運転再開区間は並行してバス代行を運転

※全線の鉄路復旧は2019年秋予定

■備後落合〜三次間

<2018年>

 7月23日〜　代行バス運行中
10月 4日〜　備後庄原〜三次　部分運転再開
12月20日〜　全区間（三次〜備後落合間）で運転中
（予定臨時列車も運転再開）

■新見〜備後落合間

<2018年>

 8月27日　　新見〜東城運転再開
 9月 3日〜　全区間（新見〜備後落合）で運転中

今回は災害関連とは別の話題です。

芸備線へ、キハ40系ラッピング車両「サイクル県やまぐちproject」ことキハ40 2091が、1月9日〜13日の間運用に入りました。

この「サイクル県やまぐちproject」ラッピング車両は、山口県を中心に、2017年9月から2018年一杯の運行期間とされており、今回の芸備線入りが最初で最後ではないか、ということもあり、急遽カメラを持って夜の広島駅へ。

様々な利用者の方が「この車両はなんぞや？！」という反応からスマホカメラに収める方も。


キハ40運用は、現状朝の通勤ラッシュ時と夕方以降のみということで、週末は朝から沿線へ。
まだ日の出が遅い中、何とか最低限の記録が出来ました。
（1/13　9719D：安芸矢口〜戸坂）


この後、回送運用に入ることを前提に山陽線へ移動。
こちらでも微妙な陽射しを受けつつも、最低限の記録。。
ちょっと撮影場所（時間帯）をもっと選定出来るようにならないといけませんね・・


芸備線のキハ40にも、ヒバゴンなどの県北を象徴するラッピングの実現を切に願っているのですが、寄付を募ってどうにかならないものか…。