2年前の豪雨とほぼ同じ時期に再び災害に見舞われた芸備線。
7月22日のJR発表にて、
運転再開の見込みが8月下旬と公表されました。
意外と早いのでは?と個人的な第一印象です。
この度は、線路付近の河川の護岸が流出した中三田〜上三田間を主に、三篠川沿いの様子を確認してきました。
西日本豪雨から2年経ったとはいえ、川沿いにはまだまだ復旧中の光景がいくつも見られます。
この写真のように、今回の大雨によって被害を受けたと思われる場所がいくつか見られました。
再建中の鳥声橋でも、流れてきた木の根などが絡まっていました。
三篠川を上流側へ進んでいくと、今回の被害が出た地点へたどり着きます。
中三田側から上三田側に向かって撮影しています。
この地点は上三田駅から列車で1分もかからない地点です。
当然ながら、護岸流出により道路が崩落してしまい、最短部の幅は人がようやく歩ける程度しかありませんので、通行はできません。
この左上の部分が芸備線の線路となっています。
直接の被害は無かったようですが、この護岸の上へ数十トンの列車を走らせるわけにはいかず・・
護岸の構造は、被害箇所(石積み)とその奥(ブロック)とでそれぞれ異なっています。
これが被害の有無に関係しているのかは、私には分かりませんが・・
被害箇所を上三田側から撮影。
川は手前の流れが若干強いように見えます。
この手前には轟橋が掛かっていましたが、西日本豪雨によって流失しました。(再建の予定は無い感じです)
川沿いの道路ではガードレールに木の根などが絡まっていました。
恐らく水が道路と同じくらい、または一部超えて流れ込んできていたと思われます。
もう少し北上して志和口駅へ。
2年前と同じような光景のようですが、幸いにも駅の被害は無かった感じですが、今回もまた3両編成の列車が身動きが取れない状況となってしまいました。
うん十年に一度の災害が、数年に一度単位になってきている昨今、復旧→災害→復旧・・の繰り返しが続くと鉄道存続に大ダメージとなってしまいます。
温暖化が例年の大規模災害に絡んでいる分析が多いようですので、少しずつ改善に取り組まなければ、いずれ耐えられなくなる時が来てしまいます・・

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