季節は春になりましたが、世の中は新型コロナウイルスの感染拡大により、各地で深刻な状況が広がりつつあります。
都会では、週末の外出自粛要請などで、人の往来がまばらになっていることがニュースで良く取り上げられていますが、こちら地方でもその影響が無いとは言えません。
沿線学校が休校になり、通勤時間帯の列車から学生の姿が消えたり、週末でも列車に空席が目立っていたりなど。
中国地方の観光列車も次々と運転休止が広がり、唯一予定通り4月4日から運行を開始した「
奥出雲おろち号」も
たった2日で運転休止が決まってしまいました。
晴天の下、桜が咲いているのに、家に籠っているのはストレスにしかならず。
更に、沿線で
サンフレッチェラッピング車両を見かければ、もはや出かけるしかないわけで。
勿論、都心部には近寄らず、撮影地は北方面を選びました。
列車で吉田口へ移動。
道中の列車は2両編成ながらも、乗客は20名ほどで1両でも有り余るといった状況・・
駅横の桜がきれいに咲いており、駅構内のお好み焼きを食しに来られた方なども携帯カメラを向けていました。
沿線で下ってくるラッピング車両を待ち伏せ。
ちょっと撮影ポイントが今一つで、背景を誤魔化し、流し気味になった1枚を公開します。。
カッコいいラッピングなのですが、車内に人の姿はほぼ無く・・
今は我慢だと言い聞かせつつ。
続いて、定番の志和地。
ここでは同業者の方1名と遭遇しました。
1枚目は気まぐれな陽射しがやや隠れてしまい、桜に色が乗らず・・
2枚目はアングルを変えて、サンフレッチェラッピング車両と満開の桜を。
ほどよい量の雲が良い感じに仕立ててくれました。
最後は桜つながりで、駅前再開発工事が気になっていた、備後庄原を訪れ、徒歩で上野公園へ。
桜の名所100選でもある観光地ですが、花見客の姿はまばら。
売店の方から悲痛な嘆きが聞こえてきました。
JR西日本としても、新幹線利用を中心に利用者がガタ落ちしており、深刻な状況となっているようです。
芸備線でも新型ウイルスの影響は少なくなく、学生利用減はもとより、週末の広島行列車も利用者は半分程度に落ちている感触です。
更に、
4月4日から増便が始まっている新見〜備後落合間についても脱線事故の影響も相まってか、利用客の姿は少ないようです。
どこもかしこも外出控えが広がり、世の中の循環が鈍っているなか、このまま厳しい状況を長々と続かせることに終止符を打ち、制限なく外出できる世の中を取り戻されなければなりませんね。
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国のリーダーがしっかりと舵を握って、早急に感染を収束させるよう手だてを講じて欲しいところですが・・
国は緊急事態宣言を発令したら終わりでしょうか?各都道府県知事に負担を丸投げしているのではないか、と個人的には見えてしまいます・・

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