2019年7月を以って、三次〜備後落合間の予定臨(旧8354D,8357D)は、三次〜備後西城へ区間短縮されました。
それにより、
広島側から木次線:奥出雲おろち号へ接続する手段がとうとう無くなってしまい、今年はなんとか当日中に広島を出発して乗ることができないのか、と利用機会を模索していました。
奥出雲おろち号も
新型コロナの影響で運休の期間があり、乗れる機会が限られるなか、ようやくルートを妥協した乗車手段を見つけて、実行に移してきました。
まずは今回のルートを記載しておきます。
参考になれば・・
(2020/12/1ダイヤ時点、最新は広島電鉄HPでご確認ください)
---------------------------------------
広島駅新幹線口B 8:35→木次高速 11:15→木次駅 11:50→
出雲坂根 13:30/
14:07→(奥出雲おろち号)→木次駅 15:57
---------------------------------------
まず、新幹線口から広島電鉄松江行の高速バスに乗ります。
鉄道でワープすることは不可能なので、やむなくバスでの移動です。
「
木次高速」で下車し、駐車場の脇道を下っていきます。
ここから徒歩で木次駅に向かいます。約30分程度。
もし、木次駅で余裕があれば駅前のスーパーで最低限の食料を買い込んでおきましょう。
2両編成の備後落合行き(画面右)へ乗り込み、出雲坂根へ向かいます。
(※出雲横田で1両切り離されますのでご注意を)
出雲坂根でいつも通り屋台をやっていたので、数点買い込み。おろち号の到着を待ちます。
北風冷たい時期とはいえ、なかなかの乗車率でした。
天気はどんより気味でしたが、やはりこの列車に(ほぼ)毎年乗り続けていると、とにかく乗れる楽しみが上回るものです。
ただ、個人的に楽しみにしていた、車内販売の方は乗られておらず、今年も乗りに来ました!という会話が出来なかったのは残念、無念。。
乗客の殆どは暖房の効いた控え車におりましたが、どちらかというと寒いと言わざるを得ないトロッコ車両で、折角の撮影タイミングを逃すまいと。
流石に車両の老朽化が隠せないというところもよく見えてきました。
今のところ、来年度の運行が区切りになりそうだ・・・という風の噂もあったりします。
それより、とにかく乗りたいと思ったときに乗るのが吉です。
亀嵩で予約していたそば弁当を受け取り、出雲三成の停車中にじっくり食します。
やはりとろろとつゆが、そばのうまさを引き立てますね。
出雲三成で備後落合行を見送り。
今回は木次まで乗り通しましたが、出雲三成・木次のどちらでも当日中に広島(駅)へ戻ることは可能です。
コロナの影響が来年も避けられそうにありませんが、
比較的密集を避けられるトロッコ車両、乗れることなら乗りに行きたいとそう思います。

0