2020/9/3

秋の七草  

若い頃に覚えたことは意外に忘れずにいるのに、この年になって何かを暗記しようとしてもなかなか身につかない。
「春の七草」を覚えたのは中学生か高校生の時だったと思う。
短歌(5・7・5・7・7)のリズムですんなり覚えられ、今も誦じることができる。
   せり(芹)  なずな(薺)
   ごぎょう(御形)  はこべら(繁縷)
   ほとけのざ(仏の座)
   すずな(菘=蕪)  すずしろ(蘿蔔=大根)
   春の七草


散歩の時、意識して周囲の景色を見ていると、季節の移り変わりがよくわかる。
桔梗を見つけ、ススキの穂が伸びはじめた頃、「そうだ、秋の七草を全部撮影しよう」と思いたった。
ところで七種類は何だっけ?
桔梗、ススキ、萩、撫子まではわかるが…。
そこで、まずは「秋の七草」をそらで言えるようになろうと思った。
昔、なぜ「春の七草」と一緒に覚えなかったのだろう。
ネット検索すると、やはり短歌の要領で覚える順番があった。

   はぎ(萩) ききょう(桔梗)
   くず(葛) ふじばかま(藤袴)
   おみなえし(女郎花)
   おばな(尾花=ススキ) なでしこ(撫子) 
   秋の七草


ところが若い頃のようにすぐには覚えられない。
覚えたと思っても、1時間後には「あれ? 3番目はなんだっけ?」となる。
体力と並行して脳の老化に愕然としながらもなんとか覚えた。
しかし1週間後、1ヶ月後はわからない。反芻していこう。

そういう訳で、7〜8月の散歩では「秋の七草」を探しまわっていた。

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    ハギ(萩)
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     キキョウ(桔梗)
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    クズ(葛)
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    フジバカマ(藤袴)
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    オミナエシ(女郎花)
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    オバナ(尾花)=ススキ
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    ナデシコ(撫子)

キキョウは7月初めに見つけて撮っておいたものである。
気温のせいで開花が早くなったのだろうと思っていたら、ネットに「現在は初夏の早咲き種が多く、本来の時期に自生で咲く姿はほとんど見られなくなってしまった。」という記事があった。

クズは植物多様性センターにあったが、職員のお話によると「つぼみはたくさんあったが、暑さのせいで開花する前にすべて落ちてしまった」そうである。
日陰のない場所でツルがドーム状に組まれていた。
画像は野草園の木立の中で辛うじて撮れたもの。
そこさえ花房をちゃんと留めているものはなかった。
参考までにフリー素材のクズの花を拝借した。

フジバカマも同センターにあり、「園芸店にあるものと較べると地味ですよ」言われた。
後で調べると、野生種はほとんど見かけなくなってきて、絶滅危惧種になっているそうである。
園芸店で売られているほとんどは同属他種か、本種との雑種らしい。
晴天で撮影するとハイキーで淡い藤色が捉えられず、曇りの日に撮り直しに行った。

オミナエシ(女郎花)のそばにオトコエシ(男郎花)という名前の花もあった。

ナデシコはなかなか見つからず、やっと見つけたのは植物園内のガーデンビューロー(売店)の鉢植えだった。
値札のポールが気になり。やむなく2009年撮影のものを使用した。
いろんな花びらのナデシコがあるが、この河原撫子が素朴で好ましい。

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●キキョウはやっぱり紫色●クズ●クズの花のフリー素材画像
●オトコエシ●今年のナデシコ
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