改めて、「
東京リスマチック 3Dプリンターラボ」で出力してもらったF型尾翼。
上がXHDモード(Zピッチ16μm)、下がUHDモード(Zピッチ29μm)です。とりあえずサポートのワックスを取り除かねばならないので、大まかにアートナイフでガリガリと。
結構面倒ですね…。もうちょっと境目でバリっと剥がれるイメージでしたが、強力にくっついています。
残りを溶かすために湯煎します。ビニール袋に入れて、泡が立ち始めくらいのお湯に突っ込みます。ワックスが溶けたらサルベージ。溶けたワックスが表面にベッタリ残っているのでもう一度同じようにします。
左が1回目、右が2回目に除去したサポート。
それでもまだこんだけ残ってます。ここから先は“化学的”に除去します。先ずは「ベンジン」に漬けて歯ブラシで磨きながら溶かします。一通り綺麗になったら更にラッカーシンナーで洗浄してすぐさまサフを吹きます。
サフ吹きっぱなしが左の状態。凹線はこのあとのペーパー掛けで更に浅くなりそうなので、先に深くしておきます。右が深くした後。ツールはココしばらく使っていなかったトライツールを研ぎ直したもの。結局、「引く」作業はコレが一番安定してるかなぁ。「押す」作業は相変わらずアートナイフですが。
正直、サポート除去にこんなに手間がかかるとは思っていませんでしたね。でもまぁ、やり方さえ確立してしまえば、もう怖くないよ!

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