いつも不思議に思うのだが、私が家を空けたり
用事で出かけた時に限って、ファイルの注文が
必ずといっていいほど入る。今回も2件ほど
注文が入っていた。(;^_^A居る時にはそれほど
頻繁に注文はないのに…。何故なんだろう。
(ファイルというのは、圓寂坊書籍部で売っている
占いや太極拳の文献のファイルの事である。)
…2〜3年前、こんなことがあった。
毎年恒例の初午のお手伝いで一週間ほど圓寂坊
を留守にした。そして、その当時はまだ私の銀行
の口座番号をWEB上にUPしていたのであった。
その時も、ちょうど私が留守の間に2〜3件
ファイルの注文があったのである。もちろん、
これは帰宅してパソコンを立ち上げ、メール
チェックして初めて知るわけである。
ただ、この時はメールチェックよりも前に、留守
電に7〜8件の録音が入っていたので、それを
聞いて驚いた次第である。なぜなら、その内の3件
ほどはほとんど同一人物からの電話で、お金を振り
込んだのにどうなっているのか?という問い合わ
せであった。
つまり、人の良い、あるクライアントの方が注文と
同時に、気をきかせて先に振込みを済ませてしまっ
ていたのである。ところが、振込み後、全然音沙汰が
無いので、四条畷の圓寂坊に何度も問い合わせの
電話をかけていたというわけである。
早速、私はその方に事情を説明すると共にお詫びの
電話をしたと記憶している。もちろん、即行で
ファイルを送信した事は言うまでも無い。そして
それ以後、銀号口座番号はWEB上から消し、注文
メールの返信に記載する事にしたというわけである。
私も慌てたが、先方はもっと気分が悪かった事だ
ろうと思う。一週間も家を空けることはめったに
ないし、ちょうどその時期に、しかも私が出かけた
その日に注文してお金を振り込んでいたわけだから、
約一週間「だまされた?」と思い続けた事だろう
と思う。今でも、そのクライアントの方の一週間
近い期間の焦燥を思って、申し訳ないことをした、
もっと周到な方法は無かったかと反省している。
でも世間一般に、本当にこういうことはよくある
のだ。…長く生きていると実感する。
そういえば、以前勤めていたお寺などでも、住職
が不在の時に限って、葬式などがよく入ってきた
ものだ。ひどい時には2〜3件続けてはいった事も
あった。もちろん、葬式でメインになるのは住職
であるから、国内に居る限りその住職は呼び戻さ
れるわけである。(海外旅行の場合は仕方が無いが。)
こういうのを岡山弁で「まんがわりぃ。」という。

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