今日は19日で、あと数日でクリスマスである。私の
子供のころなどは、クリスマスといってもそれほど
ピンと来なかったが、最近ではクリスマスを祝うのが
常識のようになってしまった。…そして、そのクリス
マス、日本では恋人たちの祝日?のような、おかしな
ことになっているようである。
もともとキリスト教の祝日であり、救世主イエスキリ
ストの生誕を祝うお祭りだと聞いている。(そういえ
ば、子供のころ「きよしこの夜」を歌うと清らかな気
持ちになった記憶もある…。)
だが、ものの本(エイドリアン・ギルバートの「マギ
星の証言」でした(;^_^A)によると、イエスキリスト
の真実の誕生日は7月下旬ごろであったらしい。
「じゃあ、なんで12月25日をキリストの誕生日とし
て祝うのよ」というと、どうやらキリスト教以前にロー
マで隆盛を誇っていたミトラ教の聖日をそのまま踏襲
したらしいのである。
ご存知のとおり、12月22日の冬至は陽が長じていく
基点となる日である。実はミトラ教では、ミトラ神と
いう神様は太陽神と同一視される。だから、新しい一年
の太陽の誕生にあわせてこの聖日を決めたというわけ
である。まぁ、イエスキリストを太陽神と同一視する
のであるならば、12月25日にクリスマスを持って
来ても不思議はないか。
さて、ミトラ神という神様は非常に古い神様であり、
無敵の太陽神として知られる。そしてもちろん、仏教
や密教にも影響を与えている。そのミトラ神の別名は
ミスラ、マイトレーヤなどである。そう、ミトラ神
=弥勒菩薩なのである。だから、仏教徒はクリスマス
の本来の意義を考察して、クリスマスを排斥すること
なく、弥勒菩薩の聖日として祝うと良いと思う今日
この頃である。
クリスマスには弥勒菩薩の真言をお唱えしましょう。
真言は「オン、マイタレイヤソワハ」である。
では、メリークリスマスではなく、
メリーミトラマス!!

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