2007/4/14
先月22日に初タケノコを発見してから、
毎日クワを肩に担いで裏の畑やお墓を見
回っている。どちらも竹やぶがそばにある
ので、タケノコが生えてくるからである。
見回ってどうするのかというと、見つけ
たら即刻クワで掘り起こすのだ。
…別に食用にするためではない。タケノコ
を自然に任せて放置しておくと、どんどん
土地を侵食して、畑も墓も竹やぶに化して
しまうからである。
先月は毎日2〜3個見つけては掘っていた
が、最近は毎日5〜6個は掘る。
因みに私はタケノコがあまり好きではない。
(シナチクは好きなのだが。(;^_^A)どうも
食感が私の好みに合わないのである。タケ
ノコの大好きな人に言わせると「そりゃー
食わず嫌いでしょう。本当においしいタケノ
コを食べたことないんじゃないの?」という
ことになるのだが、味ではなく、食感が嫌い
なのだからどうしようもない。
(でも、春巻きなどに細かく刻んだタケノコ
が入っている食感は嫌ではない。(・_・?))
実はうちの母親はタケノコが大好きで、子供
のころ、旬(しゅん)の時期になると、決ま
って食卓にタケノコ料理が並んだ。…いやと
いうほど。(T_T)
そして「おいしいから食べなさい」とかなり
うるさく迫られた。まぁ、別に肉を食べる
ことほど嫌悪感はなかったので、少々は食べた
が、好みは結局変わらなかった。これも私が
タケノコが好きではない原因のひとつではない
かと思う。「三つ子の魂百まで」か。(使い方
が間違っているかな。(;^_^A)
で、ある坊さんもタケノコが好きらしく、
上記のタケノコ好きの人と同じセリフを
のたまわったのち、つづけて「朝掘りのタケ
ノコをゆでて食ってみろ。うまいから。」
などと強く言うので、だまされたと思って
朝掘りして下茹でしたタケノコを使い、
ワカメと煮込んで若竹煮を作って食べてみた。
まぁ、味付けは我ながらよく出来た(総代
さんの一人に試食してもらい「旨い」という
お墨付きをもらった)が、やっぱり好きに
なれない。旨い物がたくさんある日本の世の
中で、好きじゃない物を無理して食べる必要
はないのでは?とあらためて思う今日この頃
である。
話は変わるが、鬱の人に「頑張れ」とは
禁句らしい。「頑張らなくていいんだよ」と
いうのが正解らしい。
…世の中には「〜は嫌いだ」とか「〜はいやだ」
とかいう人に、自分の価値観や感覚でもって
良かれと判断し、その嫌がる人を説得して
頑張れとか努力しろとか気軽に言う人がけっ
こういる。で、そういう人に限って「うまく
行けば俺のお陰、失敗すればお前のせい」だと
するような人が多いような気がするのは気の
せいだろうか。
明日に生きる道の選択は何百通りもあるだろうに。

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