先日、スカイプでマルセタロー氏と話した時、今
ニフティ動画で「ふしぎの海のナディア」(全39話)
が無料で配信中であるということを教えてもらい、
ラッキー!とばかり、最近毎日観ている。
現在22話ぐらいまで観おわっているが、けっこう
面白い。以前NHKで放送していた時に、チラッと
観たことはあるのだが、大人でも結構楽しめるもの
である。o(^-^)o
でも、このナディアという主人公、顔はかわいいが、
おてんば、わがまま、きままな性格で、とてもサー
カスで育った(幼児期にサーカスに売られた?拾わ
れた?らしい。)娘とは思えない。それに、自分の
考えや都合で人の善意を曲解し、すぐに人を責める。
まぁ、その性格は回が進むごとに少しずつ改善され
ているように見えるが、どうなることやら…。
と思いつつも、この動画を観て、少年時代の自分を
思い出し、私も同様なことをたくさんしたなと、
反省した。…子供とは「なまいき」なものである。
周囲の大人がどれほど彼らを許しているのか、ほと
んど理解できていないだろう。大人になってこそ、
それがわかる。だから、大人は自分の過去を振り
返ってみて、彼らの理不尽や気ままを許すことが
出来るのだと思う。(子供には寛大に接するよう
心掛けたい…。(;^_^A)
で、私がいちばんナディアとオーバーラップした
のは「肉を食べることが出来ない」という点である。
以前このブログにも書いたが、私も、子供の頃から
少年期にかけて、肉を食べることができなかった。
それは味の好き嫌いとかそういうものではなく、
ナディアと同じく殺された動物の肉を食べたくない
という理由であり、無理に食べると、えづいて吐いて
しまうほどであった。
今では、豚肉や牛肉は口にすることが出来るが、
当時、鶏を殺す場面を見て、その原因となった
鶏肉だけは今だに口にすることが出来ない。ナ
ディアの気持ちはよく分かる。ただ、私はその
他大勢の肉食する人を非難することは無かったが。
…というより、だましたり、無理やりに肉を食べ
させようとする周囲の大人の攻撃をかわすのが
やっとだったように思う。特に小学校の給食の
時間は私のとって地獄であった。
さて、この動画を観て、私も中年のど真ん中となり、
最近は肉などというものはそれほど喰いたいと思わ
なくなってきたし、健康のためにも子供の頃に戻って
なるべく肉食を控えようかなと思う今日この頃である。
もう成長もしないだろうし…。
よく観ると、やはり肉って気持ち悪い。血管や筋も
認められるし、脂肪や血液だのが付着している。
ナディアの言うとおり、肉を食べると言うことは、
動物の死体を食べることなのだ。
あと1ヶ月もすればクリスマス。クリスマスは
ミトラ神の聖誕日である。ミトラ神は仏教ではマイ
トレーヤ、つまり弥勒菩薩(慈氏菩薩)である。
なぜ弥勒菩薩を慈氏というのかというと、慈悲心
から、生涯、動物の肉を食べることをなさらなかっ
たからである。私も弥勒菩薩に近づきたい。
※マルセタロー氏は私のタロット仲間である。右に
リンクがある。

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