●怪魚その1「密林の孔雀華 ピーコックバス」
現地名:ピーコックバス(英名PeacockBass)
学名:Cichla spp. 最大1m
実は俺が一番好きな怪魚はピーコックバスである。その魚体の美しさ、華麗な跳躍、パワフルなファイト、そしてその明快なゲーム性、最高です!(これで牙が生えてたら言うことなしっ! 笑)。


正直、第1回目の遠征で俺が釣りをした所はピーコックバスの生息地としては下〜中ぐらいのレベルの場所だと思う。もしもう一度戻れるなら、あの最強の場所で思う存分闘ってみたいね!
●怪魚その2「古代の鎧 ピラルクー」
現地名:ピラルクー(英名Pirarucu)
学名:Arapaima gigas 最大2.5m
かつて開高氏がアマゾン釣行においてどうしても釣れなかった幻の怪魚。そんなこいつも今や開拓が進み、ルアーで狙える魚になりました! と言っても乱獲が進み場所を選ばなければ難しい様ですが・・。


写真はGL工房のS様がマナウス近郊で釣った1匹。使用ロッドは韓国のジョーさん製作のオリジナルロッド「WEED CRACKERーPiraruku」。リールはABU5000、ルアーはツルミノー(GL工房)。


闇夜の静寂に響く「ゴボォン」という
「悪魔の呼吸音」。忘れられませんね! 次回アマゾン遠征時にはどうしても釣りたい1匹です! あっ、釣ることはできなかったのですが、食べてことならあります・・。下写真はウルブ川のピラルクー料理、乾燥肉を使ったのかちょっとボサボサしていてイマイチだった・・。
●怪魚その3「黄金の虎 ドラド」
現地名:ドラード(英名Dorado)
学名:Salminus maxillosus 最大1mオーバー
スペイン語で「黄金」を意味する黄金の虎「ドラド」。そのボディの美しさもさることながら、分厚く発達したあごに並んだ鋭い牙、非常にカッコいい怪魚です!

しかし、俺がブラジルを訪れた11月〜12月はパンタナルが禁漁で釣りをすることもできなかったの…。よく調べずに突撃した俺っていったい…汗。
仕方がないので、

←釣堀で釣ってみた貧相なドラド…。
しかも、餌はソーセージ…笑。次回の遠征ではぜひ本気で狙ってみたい怪魚です!
●怪魚その4「天空を貫く牙 ペッシ・カショーロ」
現地名:カショーハ(英名Payara)
学名:Hydrolycus scomberoides 最大1mオーバー
同体長で最長の牙を持つと思われる「ペッシ・カショーロ」、「下顎から天空に伸びる牙」と「大きな黒い瞳」の組み合わせ、そのお顔は最も俺の脳裏に焼き付く怪魚である。
ただ、俺はルアーで釣ったことがありません(ラパラのファットラップで1バラシ)。やっぱりこの怪魚はピーコックバスの外道としてではなく、この魚に絞って時と場所を選ばなければいけませんね・・。
下写真は大鯰釣りの外道で釣れたもの! カショーロって死に餌でも釣れるのね! メコン大鯰用のタックルで釣ったのですが、その引きはレッドテイルキャットかと思ったほど凄まじかった!(持久力に欠けましたが・・、さすが激流域の住人です)。


左写真(SUGOI BIGFISHより)、ボガグリップで掴んでそのお顔をグイッと突き出したこのアングル、大好きです(次回ルアーで釣った時にはぜひっ!)。右写真、「世界怪魚釣行記」の暫定ロゴマークはもちろんこの怪魚がモチーフ。大学生の頃に見た「アマゾン珍道中」に登場したこの魚の衝撃、それが「世界怪魚釣行記」の原点です!

●怪魚その5「激流域の翼竜 ビックーダ」
現地名:ビックーダ(英名Bicuda)学名:Boulengerealla spp.最大1mオーバー
怪魚界のスターが勢揃いするアマゾンにおいて、脚光を浴びずにいる地味〜な存在「ビックーダ」。しかし、異様に突き出た口と小さな目、白亜紀前期の翼竜「プテラノドン」を髣髴させるそのフェイス。そして、なんといってもその細身のボディからは
想像し難いスピードで暴れまわる様、俺にとって強烈なインパクトを持つ怪魚である。


ビックーダの棲息する場所は下写真のような
「激流域」だ(写真 SUGOI BIGFISH)。こんな場所を回遊しているだけあって、そのパワーとスピードは圧倒的だ(同体形のパイクやレッドスネークヘッドとは比べ物にならないぐらいのスピード)。
また、ファイト中のジャンプは圧巻だ。約1m、「水中から発射されたミサイル」のように水面を突き破り、龍の様にヘッドシェイクしながら飛ぶ様には度胆を抜かれることだろう。アマゾン釣行時に90cm達するのではないかという大物にジャンプされた時、
ST-46のサイズ1が折られたほど…(汗)。

下写真左、鯰釣りの最中に「Z−CLOW」でGETしたお子様クラス。ミノーにもペンシルにもよく反応する魚だけに「スイミングペンシル系ルアー」はこの魚にうってつけ! 俺の背後に写るのは鯰男ことマッシャード。鯰苦行釣行に耐えきれず、隙を見てルアーをキャストする俺でした・・。釣行記はこちらから ↓
http://www.h6.dion.ne.jp/~monster/junglefight2.html
右写真、ジョーさんが釣った中型クラス。

●怪魚その6「タライロン」
現地名:タライロン(英名Giant Trahira)
学名:Hoplias macrophthalmus 最大1mオーバー
日本の雷魚的ルックスでホントにカッコいい怪魚「タライロン」。しかし、残念ながら第一回目の遠征ではこの魚が生息する川には行くことができなかった。その近種で最大50cmぐらいまで成長するタライラー(学名 Hoplias malabaricus)はたくさん釣ったが…。


↑ このルックスそのまま大きくしたような怪魚「タライロン」、次回はぜひ釣ってみたい1匹です!
↓アマゾン釣行記「Jungle Fight」はこちらから!
http://www.h6.dion.ne.jp/~monster/junglefight.html
※なお、アマゾン釣行時の管理人の服装があまりにもダサいことは見て見ぬふりをしてください。管理人も自覚しております。「アマゾン釣行があまりにもお金が掛かったので、間に合わせの服しか着れなかったんだなぁ」ぐらいに思ってくれたら幸いです(笑)。