1日目
今年最初の釣り師のお客さんNさんと共に、今度は真剣な釣りツアーをやろうかと思ったら・・、モンゴルをフラフラしていた「K君」と「Cちゃん」が急遽参戦し”あいのり系”になってしまいました〜!
結局「フィッシングアドベンチャーモンゴリア」って、そうなっちゃうのね・・(笑)。
出発から2時間後、俺はすでに一杯やっています・・。「アル中ガイドかよっ! けっ!」とお思いでしょうが、違うのです〜!
これは「酔拳ガイド」と言って、飲めば飲むほど口が滑らかに、そして「ガイドという気を使い過ぎて胃が痛くなる職業を楽しく遂行するため」に前回から取り入れたNewガイドシステムなのです!
ということで、「フィッシングアドベンチャーモンゴリア」ではガイド中も酒を飲むので、そこんとこヨロシクです!(笑)。
12時間の行程で、その夜はお決まりのツェツェレグ近郊でキャンプイン! 夕食は「羊のコツジャン漬け焼肉」。これは最強の美味さです!
その後、「草原で採取したバッタのカラアゲ」をつまみながら酒を飲みました〜!

たった一人の女の子、Cちゃんは平気でバッタをパクつき、挙句の果てに飛んできたカゲロウまで食いだす始末・・。
それを見て俺は思った。「このメンバーなら、あの究極の激マズ料理カモメスープが食えるに違いないっ!」

2日目 出発前、体調がモノ凄〜く悪くて、「ペストか? A型肝炎か?」と青ざめていたNさん。しかしチョロート川に着くなり
80cm4.5kgをゲット!
そして再開後、すぐにロッドが大きく弧を描いたぁ〜!!

激流の中、暴れ狂う怪物。そのモノ凄い圧力に耐え釣り上げたのは開高超えの「オ〜パな鬼(
121cm14kg)」。「Nさん、サエハーン(最高)でした〜!!」。
これが「鬼顔」。「みんなも釣りたいか〜? 釣りたかったらツアーに参加してよ〜!」。な〜んて並みのガイドみたいなことは言いません! 「あんまりこなくていいよ!(嘘です)。だって、俺が釣りたいもん・・笑」。
そして日没間際、Nさんが同パターンで
105cm9kgの小鬼を狩る! この日のNさんはノリにのって手がつけられない状態です・・。
そしておまけの僕たちです・・。
俺もささやかながらタイメンをゲット(
73cm)。ヒットルアーは「マグナムラットアタット」。

左写真、ルアー釣り初挑戦ながら、K君がレノックをゲット。その後、Cちゃんが1mクラスを痛恨のバラシ・・。
右写真、K君と共に土砂崩れを越え夜釣りを強行するが・・。俺は34回のアタリがありながらタイメン1匹(
83cm。ヒットルアー「ジタバグジョイント改」)とレノック2匹に終わる(結構大型のタイメンを目の前5mでバラす。あぁ・・)。K君もあまりに強引に巻き過ぎて足元で80cmクラスをバラす・・。とにかくこの日は「NさんDAY」でしたわ〜!

3日目
この日は釣りもやらずに昼からゲルめぐりを開始! 次々に酌まれるアルヒ(地酒)を飲み干し、Nさんは2軒目でグロッキー状態。まあ、前日に鬼を捕ってるし、余裕のヘベレケしょっ!(笑)。
「Nさ〜ん、しっかりして!」と思ったら、俺も3軒目を出た途端にきちゃいました・・(写真提供Cちゃん。記憶がありません 笑)。
その後、棒を振り回し暴れた挙句、Nさんと熱〜い抱擁をした らしい・・(写真提供Cちゃん。記憶がありません 笑)。
ということで、結局釣りに出発したのは18時過ぎ。しかも川辺に着くなり俺はみんなを放置し2時間も爆睡・・。そして目を覚ますと強烈なノドの痛みと発熱状態。おそらくNさんに変な病気をうつされたのでしょう。あぁ・・。
その後、モノ凄〜く気分の悪いまま奥地に向かうと、TOPにレノックがバンバン出る!!


まぁ、こんな日もありでしょ! 釣りだけツアーじゃないし。4日目に続く!