11月16日更新 サケ6匹
「次回遠征で狙っている某魚、はたしてバスタックルで捕れるのか?」との疑問から、とにかく引きの強い魚で次回タックルのテスト!
テスト魚は「サケ」、事前に東北地図でポイントを絞ってからの釣行。それが見事的中し、初めて訪れるその場所で初サケをGET!
(「秋田県漁業規則」による合法海域です!)。

この日は大風が吹き海は大荒れ模様。波をかぶりながらの辛〜い釣り。


それにしても、秋田の魚では最強とも思える凄い引き! 怪魚用タックルで真っ向勝負を挑んだら、リールが断末魔の悲鳴をあげました(「スピードマスター」、かなり気にいっていたけど、PNGバスや激流域ピーコックバスの超大型サイズにはドラグの滑りだし的に不安を感じました…)。

ロッド「アマゾンフリップ(エバーグリーン)」、リール「スピードマスター201」、ライン「JIGGER8HG 60lb(サンライン)」、ルアー「ツルミノー150(GL工房)」、フック「トレブル14 サイズ1(がまかつ)」、スプリットリング「ファイターズリングH 130lb(マリア)」
11月17日更新 サケ9匹
2日連続のサケ釣行! 開始後すぐに1匹を釣り上げるが、写真を撮ろうと思った瞬間に大波をかぶってデジカメが死亡しました…。
予備デジカメを家に取りに行くこと往復約数百km、この日2度目にその場に立ったのは日没間近となっていました…。

それにしても釣り上げた後のサケは大暴れ、速やかなリリースを考えるとセルフタイマーでは上手く撮れません。2日連続で最大魚の写真を撮り逃してしまいました(撮影に手間取り潮まみれになり、2台目のデジカメも調子が変に…)。釣り味はおいといて、ルックス的にはかなりカッコいい魚なだけに1枚いい写真が欲しいのになぁ。


左写真、撮影に手間取りかなり弱ってしまったファットボディの1匹。リリースしたけど死んだ可能性大…。右写真、力勝負で短期決戦を挑んだら「トレブル14サイズ1」がこんなに開いちゃいました…。


その後はクロソイを釣って帰宅後に骨酒に!

鮭に酔い、酒に酔い、トラブル続出で気が滅入りながらも楽しい日でした!(釣行時気温5〜8℃)。
11月20日更新 サケ16匹
昨日は早朝に遂に車の窓ガラスが全面凍結! スノータイヤに変える人も現われ始め、冬本番となりつつある秋田県。俺的には「雪が積ったら今年の釣りは終わりかな〜」と思っているので、仕事の疲れが残っていたがサケ釣り第3弾を強行!
1匹目、なかなかの良型!(サイズはリリースを優先するため、過去2釣行を含め全て未計)。しかし、直後にデジカメのセルタイマーが再び不良で、以後は手持ち写真は無しです…。

左写真、初めて「ジョインテッドクロー(ガンクラフト)」でサケを釣るが、単にスレ掛り(笑)。S字系でサケに口を使わせるのは無理ですね。
右写真、Newリールの「スピードマスター」が前釣行であまりに強引なファイトを重ねたため、ハンドルを回すと「ガラガラ」と異音が発生し始めた。タイ釣行に温存するために、死亡寸前の「コンクエスト201」を投入!(2002年から怪魚釣行に使っているこのリール。片ハンドルも再び折れ、回転が著しく悪いけどドラグの滑り出しはやっぱりイイね! 怪魚魂が宿るこのリールの死に場所はやっぱり日本海か?)。写真に写るサケの死体は産卵を終え、川から流されてきて浜に打上げられたもの。その「悔いを微塵も残さぬ死に様」は美しいね!


ツルミノー150(GL工房)に加え、本日、新たにスプーン(タコベイトチューン)を投入! ボトムのデットスロー引きでしっかり食わせました!(釣行時気温7℃)。


ロッド「アマゾンフリップ バリスタ(エバーグリーン)」、リール「コンクエスト201」、ライン「JIGGER8HG 60lb(サンライン)」、フック「トレブル23ロングシャンク サイズ2(がまかつ)」、偏光グラス「WARRIOR-W(山本光学 SWANS)」、防寒下着「デュールファンクアンダーシャツ&タイツ、ポリプロピレンアンダーシャツ&タイツ2枚重ね(がまかつ)」
11月27日更新 サケ16匹
1週間ぶりのお休みに「疲労し過ぎでもうだめかも…」と思いつつ、「休みの日に限ってなぜ雨なんだよっ?」と嘆きつつ、サケ釣りに出撃!(いつ雪に変るか分らないから、スノータイヤに交換してね…)。

左写真、鰭も体もボロボロのオス。右写真、ツルミノー130(GL工房)で釣ったシルバーに輝く綺麗なメス。「全ての雄は消耗品である」のかな?(苦笑)。


正直
「サケ釣りにゲーム性はほとんどないのでは?」と思いつつ、秋田では引きの強い魚であるが、ビックサイズでもバリスタで簡単に釣り上げられると思った今、ファイトするがダルいっす…。では何故にこんなに通いつめるのか? それは無茶苦茶ルックスがカッコいいからだ! しかし、気温が8℃と暖かい日ではあったが、この日は大風が吹き荒れた。塩水が飛んできてすぐにレンズが雲って失敗写真の連続。今日もダメでした…。
写真撮影に四苦八苦する中、だいぶギャラリーが集まってきた。おばちゃんの「兄さん、放すならちょんだいよー」という声にウザくなり終了…。
12月1日更新 サケ0匹
3日ぶりに仕事から開放され、我が家に戻ってきました…。帰り道、東京→栃木→仙台と北上するにしたがい気温はどんどん低下していった。そして、秋田に入った時には雪が舞い始めました。「そろそろ秋田の釣りも終わりかな。明日は家でゴロゴロしよー」と思っていたら、某社より荷物が届いていた(誠にありがとうございました!)。
ということで、急遽テストに向う俺。ですが、「4日の間にサケが消えちゃったんです…汗」。みんな川に入ってしまい、季節は終わってしまったようです。ということで某社様>来年度はお待ちしています!熱烈歓迎ですっ!
その後、捕獲禁止区域の川へ様子を見に行くと、半分腐った体で新たな命を残そうとするサケの群れに遭遇。しばらく見惚れていました。

とその時、どこからか大きなタモを抱えたオッチャン登場! 掬い始めた…。おまけにもう一人のオッチャンは竿の先に大きなトリプルフックを取り付け、引っ掛け始めた…。「密漁ですか…」。でも、「サケ掴み捕りイベント」の子供の様にはしゃぐその姿に、「サケ釣りよりサケ捕りの方が面白そうだな」と思い始める俺(笑)。

「楽しんでいる人はそれだけで美しいから、法律とやかくよりも正しいのだ!」。「つまり人生に悔いを残してはいけないのだ」。死にゆくサケと密漁オッチャンの背中に色々な事を教えられ、立ち去る俺であった…。
「2006年トラウト釣行データ」
●海の鮭(5日間)
鮭47匹(サイズは全て未計)