※過去の釣行記で公表できるものが判明したので、今日からアップしていきます! まずは最近問い合わせがポツポツあるマレーシアのピーコックバス。1年前3日間ほどトライしているのですが、激シブあり爆釣あり。「10〜12月、雨の多い季節の釣りはだいたいこんな感じ!」というのが分ると思います。なお、一定期間が過ぎたら本来更新すべきだった日付に記事を移行します。
2007年10月28日の釣行
首都クアラルンプールから車で3時間ほど北上し、ワイロンさん達とピーコックバス狙う。マレーシアには放流されたピーコックバスが自然繁殖している野池が点在する。南米アマゾンの様に巨大サイズはいないが(マメサイズ〜55cm)、その魚影は非常に濃い。日本の野池のバスフィッシング感覚で気軽に狙えるとのこと。
しかし、雨の影響で野池はマッディ、そして急激な増水。ワイロンさん曰くピーコックバスが方々に散っているとのこと。朝から総勢5名でルアーを投げ続けるが激シブでこの1匹のみ。

それにしても、まさかマレーシアでピーコックバスに再会するとは思ってもみなかった。30cm半ばながら、久々に会えた嬉しい1匹。スピニングタックルにPE30lb+トーマン対策にリーダー・ナイロン50lbを約50cm。ヒットルアーはPOP-MAX。岸辺の水草の際、割と早めにポッピング。
早々に切り上げて、お昼ごはん。アヒルをつまみながら、昼からビール。美味過ぎる。マレーシアは釣りは外すことはあっても、料理には外れなし!(笑)。
午後からコビア(日本名スギという海水魚)の養殖池に向かう。この養殖池にはコビアの他にもGTやバラマンディ・グルーパが放流されており、オーナーの話では今後釣堀として開放したいとのことで、調査釣行をさせてもらいました!
「無断で入ったら撃ちますよ!」といった感じの怖い警告の付いた柵を越え、敷地内に入ると目の前には極々平凡な養殖池が広がる。


ワイロンさんから凄い噂を聞いていたコビア池だが、こちらも無茶苦茶渋い…。開始早々、同行した方が1匹を手にするがその後1時間ほど沈黙する。みんなが釣り過ぎてスレちゃったのかな?「釣堀化計画は正直厳しいのでは…」と人事ながら心配する俺。
しかし、開始からちょうど1時間後、ワイロンさんがミノーで最初の1匹!

そして俺もヨーズリのポッパーで初コビア! 海の魚なのに、ポッパーを鯰や雷魚のようにモジモジのらりくらりと追って来くる。なかなかルアーに出ないじれったさがマッディウォーターフィッシュのようでちょっと楽しい魚かも。しかし、引きが凄いと聞いていたが全く引かないじゃん…。


再びワイロンさんがコビアを手にする。そして俺も「うわっ、モノ凄く引くー!」と思ったら小さいGTでした。


ワイロンさんも小GTを釣り、段々と盛り上がって参りました。俺も直ぐにコビアを追加。攻め方はポッパーで「ボシュ!」と大音量を響かせ、たまにストップを長く入れるといった感じ。


試しに「OSA80 スイッシャー改(ガンクラフト)」を投入すると1mオーバーがヒット! 「コビアは引かない」と侮っていたが、ラインを一気に出され、波を立てて岸辺にぶち当たるコビアにちょっとハラハラさせられる。

夕方になると活性があがり、ポッパーにアタリが連発!

そして70cmの痩せ気味バラマンディ!

ワイロンさんが「ジョインテッドクロー148」でグルーパをGET!

丸呑みです!

底をゆっくりと泳がせて2匹目のグルーパ。

夕マズメ、ポッパーで小GTが4連発!

結局俺はコビア5匹・バラマンディ2匹・小GT5匹を捕獲。初めは「なんだここ?」と思ったが、かなり楽しい釣り堀でした!!(養殖池がメインの記事になってしまったが、ピーコックバスの第2遠征に続く!)。