テルさん・セルジオさん・他ブラジル人アングラー2名と共に、2泊3日のパンタナール奥地・調査釣行に行ってきました。なんとも豪快に、トラックの荷台にロングアルミボートを2台積んで出発!

2時間ほどトラックの荷台で揺られ、パラグアイ川の支流に到着。ここからボートで80kmほどを下って行く。
俺・テルさん・セルジオさん3名と、ブラジル人アングラー2名に分かれた。流し始めた直後、倒木の陰の反転流でブラジリアンミノーに「ガンッ」ときた!

サイズは小型だが、幸先良いスタート! だが、写真撮影を終えた直後、進路に岩肌がむき出す激流域が立ち塞がる! 「ゴゴゴゴッン!」という大きな音を立て傾くボート。ボートの後方から大量の水が浸入し、危なくカメラが死亡するところでした…。

なんとか脱出し、水を掻き出している時だった。後方からブラジル人アングラー2名のボートがまさに激流を越えようとしていた。横向きのまま流れに突入して岩に激突。「うわっ!転覆寸前!」と思ったが、なんとか態勢を立て直し脱出。見ていてハラハラするが、既にビールに酔っていた陽気なブラジル人アングラーはハプニングに大喜びです!(笑)。この先、不安…。

その後、しばらく沈黙が続く。昼前になんとかセルジオさんが1本。

そして、水深がやや深めに変わり、ルアーをフローティング系からラパラのCD11に変えて1投目。岸辺の倒木の陰からルアーを襲ったグットサイズ。

結局、この日のドラードは3匹のみ。下左写真、ブラジル人アングラーの船をのぞくと大量のビールの空き缶。半日で25缶ぐらい開けています(笑)。下右写真、24歳の若社長、お金持ち。最初に会った時は素敵な人であったが、泥酔し、大暴れをしたあげくに爆睡。大変やっかいなお方でした…笑。


翌朝、TOPウォーターからスタート。自作「ドブ邪」で嬉しい初魚種、ピラプタンガをGET!

テルさんがグットサイズを捕獲! 俺もこのサイズをかけるがフック(トレブルRB・MH)がフロント・リア共に断裂し、バラす。

この日は、本命ドラードのアタリはポツポツとあるが、ランディングできたのはテルさんの1匹のみ。

「ドブ邪」に出たタライラー。

宿泊は川辺の牧場にお世話になった。晩飯はピラプタンガのから揚げ。
夜はビールを飲みながら大鯰ピンタードを狙ってタライラーの切り身をブッコむ。しかし、小魚がコツコツとあたってくるのみ。仕掛けをライトに変えると、ブルドックジャウーがヒット!

小型だが嬉しい初珍魚。

そして、サイカンガー。小さいが一応牙魚。

本命は来なかったが2人で酒に酔いながらダラダラと、楽しい夜でした。