1日目6月5日釣行
昨日雷魚の取材を終え、本日はさあ毎年恒例の雷魚合宿生活。フィリピンからエッグさん&大阪から白田さんを迎えての「Fishing Adventures AKITA」が始まりました。
今年は例年に比べ寒い日々が続き、釣りモノ全般が遅い。また、現在ウィードもほとんど形成されておらず、「7月に延期しましょう!」と提案したのですが…。白田さんがどうしても来たいとのことで、「了解しました! 少々、釣果的に不安ですが、見切り発射でいきましょう!(笑)」とイイ加減な感じで決行することになる。
秋田空港で2人を迎えると、エッグさんから衝撃の事実を告げられる。「あっ! リール忘れてきちゃった、ははははっ」。最悪である! そして「スピニングのジギングタックル持ってきたから大丈夫だよ!」と言うので、ラインをチェックすると、PE30lbぐらいである…汗。もうどうしようもない感じですが、まあエッグさんの気負いの無さはいつものことですから…笑(結局、自分の予備タックル「カルカッタ201+PE10号」をかすことに…)。
野池に到着すると、昨日より一気に減水し、雷魚が居ついていたアシの障害物が露出し、ほとんどオープンじゃん…。「もう、終わったな」と思うが、気をとり直して、いざ開始!
エッグさんはカヌー(いつものウェーディングスタイルだと死ぬかもしれないので…笑)、俺と白田さんはフローターで野池に浮かぶことにする。しかし、エッグさんが白田さんのために持ってきたフローターなんだが、空気入れが入っておらず、空気入れを探して奔走することから始まるのだった…。おまけに背もたれの部分も持ってきておらず、浮力が不十分で白田さんが入水直後に浸水し、携帯が死亡するとか…。俺は「エッグさん、お願いですから今すぐフィリピンに帰ってください!」と発するのを寸前で堪えるのであった。
さてさて、なんとかカバーを見つけフロッグで攻めると、ポツポツとアタリはあった。最初の1匹目はエッグさん。ブレードチューンフロッグの高速巻きにきた。「なんでよりによってこの人に釣れるのか…」と心の中で呟くが、「とりあえず1匹釣れて良かった」。この雷魚はオープンで出たのだが、実は水中に枯れアシの根が残っているポイントなのだ。
最初の野池はそれっきり沈黙し、また水深が無さ過ぎて、フィンが泥を拾って前進は困難を極めた。泥だらけになり、段々とやる気が失せていった。入水直後に浸水してしまった白田さんにいたってはウェーダーの中まで泥水だらけで、「もうグダグダなんで、気分転換にポイントを移しましょう!」ということで、2つ目の野池に移動する。
こちらはリーリーパッドはほぼなし。岸辺のアシの群集しか撃つ所がない。「やっぱり、1ヶ月遅らせれば良かったな」と悔いていたところ、アシの群集のポケットで白田さんのフロッグに追い食いがあった。「バフッ!」。あまりのシブさに、70cm台なんですが、俺は野池に飛び込んでランディングしてあげた(案内役として、そうとう追い詰められていたな…)。


中型ながらなかなかナイスボディの雷魚です。とりあえず2人が釣って、案内役としては安堵する。

この日、結局雷魚は2本しか出ず(俺は雷魚を釣っていない…汗)、夕食後にバスのトップウォーターゲームで憂さ晴らしをすることに。エッグさんは昼間の疲労のためかすぐに寝てしまい、白田さんと2人でですが…。ファーストヒットはドブ邪で鯰。

そして、バス44cm。

バス40cm。3匹とも同じ場所、流れ込みがらみでの釣果。

そしてポイントを移動し、最後にバス43cm。スミマセン、ガイドばかりが釣ってしまいました…汗。俺、日中に雷魚を1匹も釣ってないからイイよね…。

結局、夜も盛り上がりに欠けて1日目が終わる…。2日目に続く!