10月4日更新
お久しぶりです。管理人、現在、南米アマゾンに遠征中です! ブログ更新が中々出来なくてスミマセン(メール返信も全くしていません…汗)。久々に自分のネットブックが繋がる環境だが、暑くて更新する気も起きないぞ。釣果報告はしばらく、お待ちを!
マナウスから船に乗って2日、アマゾン川を下ってサンタレンまでやってきました。街角で酒を飲んでいたところ、前の席から俺のビールに手が伸びてきて、ぎょっとする。

なんだ、寝てるのか…。平和な国です(笑)。

のんびりダラダラと旅をしているので、更新・連絡が途絶えてもご安心を! ではまた、明日から陸路で移動です。バスに乗って、2〜3日かかりそう…。
10月18日更新
大変、お久しぶりですね…。ここ1ヶ月、色々と意欲が無くなり更新していませんでしたが、先日ジャングルから街に帰ってきたら、消息心配メールが溜まっていた。全部に返信している時間が無いので、とりあえず「俺は無事です!」的に何か更新しなくてはと思いつつ。
タパジョス・ピーコック(学名:シクラ・ミリアナエ Cichla mirianae)。タパジョス流域上流に生息するピーコックバスの写真を上げとこう…。現在、管理人はタパジョス川流域・上流部に滞在中。ここら辺りのピーコックバスは最大で4〜5kgぐらい、平均サイズは40cmぐらいとあまり巨大化はしないのだが、綺麗でイイね!

初めてこの地を訪れ、一人オカッパリで川辺を探索していて見つけた小さなラゴア(野池)。増水時に取り残された水域だと思うが、水深約40cmと激浅だ。はたして魚は残っているのか? 半信半疑でブラジリアンペンシル「Dr.スポックJr」を動かしていると、倒木の陰から勢い良く飛びだしてきて猛烈バイト! 小型ながらイイコブ持った綺麗なピーコ。

なーんて書いていると、随分楽しんでいるじゃないかと思うかもしれないが、現在タライロンを求めて苦闘中。ここでは所詮ピーコックバスは外道に過ぎない。この流域にはモノ凄い怪物が潜んでいるぞ…。
ホントかよ!? 66kgって?(トリック写真だという人もいる)。

しかしこれは本物でしょ。農家のおっさんが昔捕ったという巨大タライロン。

壁に掛かるタライロンの頭…。
先日までボートの手配が難航し、一人ジャングルの中に突入しウェーディングで釣りをしたり…。

なんとか見れるサイズだがジャングルの湿地帯を一人水に浸かりながら数kmも進んでいくのは結構怖い。

蛇もたくさんいるし…。

こいつはまだ大したことないけど、アナコンダもいるらしいし…。

こいつは毒がありそう…。えっ、これ南米最強毒蛇のジャララッカじゃね? あまり蛇には詳しくないが、こわっ!
見かねたブラジル人の気のイイおっさんが船を出してくれたと思ったら、屋形舟の様な巨大な奴。ルアーキャスティングには思いっきり不向きなんだけど…。

下写真の右側、イタリア系の気のイイおっさん。その後ろに写るのが、おっさんの奥さん・奥さんのご両親。「なんで釣りに家族総出で来るかな?(苦笑)」、タライロン特捜隊です(笑)。

船を流しながらキャストするなんてことはこの船では難しいため、このピーコックバスは屋形船で時速30kmで走行中にキャストして捕ったもの。

皆から祝福を受けるが、「俺のやりたいことはこんなことじゃない」と微妙な心境…。もう、やけくそになって無理やり楽しむ俺…。

一方、ビックーダは結構釣れます。

しかし、川の流れがのっぺりとし過ぎていて、岩が絡んでないんだよなぁ。ポイントが全く絞れないタイプの川。ちょっと上流に来過ぎた感があるわ…。

先日までこの面子で大物タライロンを探索していたのだが、もう無理だと思って解散を宣言した! 釣り旅の掟として「世話になった方とは最後まで」というのがポリシーであるが、致し方ない。
だが、救世主が現れた。非常に小さな村だが、日系人がいた!(ポルトガル語が話せない旅人にとっては「日系人の方々」が神に思える)。その方と現在、ボートを借りて奥地に潜入計画を進行中です。

ホントは今夜、出発するはずだったんだが、日系人の方に仕事が入ったため中止。土曜日に延期になり、村でくすぶり中…。なんだかんだ苦戦しながら、タライロンは数は出ているのだが、怪物には程遠いサイズ。

土曜日が待ち遠しいわ…。

あっ、ピーコックバスのヒットルアーは主に、ブラジルでよく売られている11cmのジャーキングミノー。岸辺の倒木撃ちといった感じだよ。
おまけの昨年の釣果写真。シングー川流域・最上流部で釣ったピーコックバス。こいつも「シクラ・ミリアナエ」なのだろうか? あまりピーコックバスの細かい分類については詳しくないので分からぬが…。

ではでは、また暇を見つけて更新します。