6月24日
10日ぶりとなる尺アマゴ狙い。先ずは、前回31cmを捕った瀬に行くと、同じコースでいきなり良型のチェイス。少し針掛かりするが、瞬時にフックオフ…。10分程ポイントを休ませ再びその周辺に通すと、3mほど下流の流芯で「根掛かった」と思った直後に「グネグネ」という感触。27cmながら、3度の跳躍を魅せ、よく暴れて楽しませてくれた。

綺麗なボディ。幸先の良い1匹に満足し、次のポイントへ向かう。

しかしそれから、ウグイの猛攻、再び(笑)。1箇所で、立て続けに3匹。ヒットの瞬間に「ドキッ」とするが、すぐにガッカリ…。

一番大きいのは39cmあった。

その後は良型アマゴのチェイスが何度かあったがヒットに持ち込めないまま、さ迷い続ける(一度、ディープの流芯で追って来たのはかなりイイ奴だった)。本日は日曜日、尽くポイントに釣り人が入っており、右往左往が続く。焦り始めたその時、ふと気が付くと懐かしい匂いがする。辺り見回すと、樹木から樹液が湧いており、クワガタ発見!

虫探索を開始すると、隙間に身を潜める個体を見つけた。

そして、少し高い位置にノコギリクワガタを発見し心がときめく。車から虫採り網を取りだし、そっと近づく。しかし、ただならぬ気配を察知したノコギリは自ら地面に落下。落ち葉に紛れ、まんまと逃げ去った。「悔しい…」。
その後は野良猫と戯れ、随分と癒されてまた釣りを開始する。

最後に訪れたのは激流のディープエリア。白泡の中で良型のアマゴがもんどりうって出るが、またフッキングに失敗…。
そしてその下流の流芯で70cmを超えると思われるコイがワラワラと群で追ってくるではないか。食い損ねても、何度もアタックする。食い気まんまん! しかし、食わせのタイミングを入れようかどうか迷ってしまう。尺アマゴにさえ非力な源流用ロッド、コイが掛かったら30分以上のファイトは必至だ。時間がもったいないので、ルアーを投げるのを止める。
しかし、どうしても手に取ってみたい奴を発見! こいつだ。黄金のコイ(笑)。別に珍しくもないが、俺には特別美しく感じられた。

この色はまるで秋田の黄金鯰の様な見事な山吹色。

写真の撮り方で大分違ってくるが、黄金鯰の実際はまさにこの色に近い。




訳あって昨年の黄金鯰釣行記を公表していないが、史上最も美しい第5の黄金鯰「黄金の巨人」はこのコイの色だった。
ということで、本日は本命が1匹のみと散々な釣果だったが、かなり楽しめた! 最近、釣りにあまり時間を割けず、まだ広島はホームとは言えない状態である。でも、徐々にこの地を知ってゆく、少しづつ広島人になっていく感じが楽しい。
6月30日
仕事が終わり、帰宅途中の1匹。
「日没まで約1時間、周れるポイントは1〜2箇所、1本獲れるかどうか?」といった帰宅途中フィッシング。25cmながら、満足の1匹(他、同サイズバラシ1、尺超えクラスチェイス1)。