ただいま高知アカメ遠征中につき、詳しく書いている暇がなかなかありませんが、先日の「広島怪魚Night その3&その4」の模様をダイジェストで…。
「広島怪魚Night その3」
仕事の最中に一本の電話が入る…。広島在住の若き怪魚釣り師、慎太郎君からである。唐突にも「今晩、クワガタ捕りに行きませんか?」と…。


「えっ!?クワガタ?」と戸惑いつつ、少し考え込む。仕事が忙し過ぎて、モノ凄く疲弊している。でも、「大の大人が二人揃ってクワガタって、無茶苦茶楽しそう!」という結論に。お盆時期の急がしい日に、「スミマセン、クワガタ捕りに行くので早く帰ります!」と職場の皆に言い放ち(汗)、ソソクサと帰路を急ぐ。
慎太郎君に運転してもらい、俺は助手席でビールをグビ、グビ(慎太郎君、ゴメン。仕事が終わったら直ぐにビールを飲まないと死んじゃうの、俺…)。
しばらく走って、慎太郎が目星を付けた山に入るが、この日は雨上がりで低気温、クワガタ採集には最悪の状況下。カブトムシのペアを発見するが、あとが続かず、山中をさ迷う我々。

山中で猪のトラップを発見!

と、その時、暗闇の中で二つの光る目と遭遇する。猪さん、登場! 我々に驚いて逃げて行ったが、まだ山の中腹からガサガサと複数の音がする。ライトを当てると、いっぱいいるんですけど…汗。
その後は安全な街灯下採集にチェンジし、ノコギリのメス1匹のみという貧果に終わるが、かなりワクワクした。「慎太郎、またリベンジしようね! ありがとうございました」。
「広島怪魚Night その4」
それから数日後、ドクターK君とスッポン釣りに行く。だが、前日の雨でまたしても川は大増水している。俺がスッポンを狙う時、なんかホントについてない…。
気を取り直して、ドバミミズを探すと、大漁である!! 掘れば掘るほどドバミミズが飛び出てくるポイントを見つけ、夢中になって手掴みする我々…。

あまりに掘り過ぎて、ドクターK君が野生動物の頭骨を掘り起こす…。

延縄を何本か投入しながら、川を上っていく。道中、マイ・クワガタポイントに立ち寄ると、小型だがいきなりノコギリを発見!

そして、大型のコクワガタ。

さらに、ミヤマクワガタもっ!!! 実は子供の頃に過ごした秋田・山形ではミヤマはかなりレアだった。クワガタ捕りは相当やり込んだが、確か2〜3匹しか捕っていない。これはかなり嬉しい1匹だ。

し、渋い、「和」のカッコ良さ!

大満足したところで、狙いを本命「スッポン」に定める。このロッドが二本並んで写っているのって珍しいでしょ(笑)。左、俺タックル。右、ドクターK君。

しばらくして、ドクターK君にスッポンがヒット!

普通、スッポンは1匹釣れると、もう1匹ペアで釣れることが多い。期待に胸を膨らませブッ込むと、俺はギギだった…。

その後、ポイントを移し夜釣りに突入。ドクターK君にイイサイズの鯰が。


そして、俺のロッドも「コンッ」と」入った。合わせを入れグリグリ巻くとなんか変な感じ、「鯰? いや違う。軽い。でもグネグネしている」。そいつが水面を割り、ニョロニョロとうねる姿を見て、二人で「ウナギ〜〜〜〜!!」と絶叫した。

実は俺が広島で一番釣りたかったのは天然ウナギである!! 「あぁ〜、可愛いな〜」。

この一匹に大いに満足し、広島B級グルメの汁なしタンタンを食べて帰路につく。
北海道遠征を控え家を空けるので、泥抜きはドクターK君にお願いすることにした。北海道遠征を終えた後、すぐに高知で他の仲間と合流することになっていたので、「ウナギの蒲焼きを皆で食べよう!」と語り合っていたのだが…。
北海道から「ウナギ大丈夫〜?」とメールすると、「すみません。家に帰ったら絶命してました…。もう若干危険な香りがしてたのですが、とりあえず捌いて焼いてみました…」という返信が…。

まじか…、ウナギ生かしておくのってスッポンと違ってちょっと気を使うかも…。