一月以上前のアマゾンのお話…。
出発前から左手の「腱板損傷」を抱え、痛みはますます強まっていった。アマゾンでは夜もほとんど眠れず、睡眠時間はいつも2時間ほど…。そんな日々が続き、少し意識が飛んでいた。
ブラジルで、アロワナを狙いキャストを続けていた。誰かが動き少しボートが傾いたその時、バランスを崩した。咄嗟に手をつくと「ズブっ!」。見ると、ぶっとい針が手の平に突き刺さっていた…(*_*)。

下写真の右奥、ボートの壁にぶら下げられたルアーが並んでいる。ルアーを取っ替え引っ替え使いたい状況下、とっても楽なんだけど、ずっと前から危ないなと感じていた…。

ST-56三本が返しまで手の平にグッサリと突き刺さっていた…(TT)。意を決し、自分で手首付近の一本をペンチで抜く。すると、「ブチッ」と抜けた。静脈に刺さっていたらヤバかった。後はボートマンにお願いし、目をつむる。「ブチッ!ブチッ!」、何とか抜けた…。この日、地獄を見た…(-_-;)。

そんな状態だから、アマゾンまで来て、手に優しいスピナベばかり引いていたよ… (^^)。

当時は10月の下旬、水がまだほとんど引いておらず、密林は水没していたので、まあ、丁度良かったんだけどね。

インドネシア製RAJAのスピナベ、強度があってフックが可動式、とっても良かったよ。

その後、更にデカい魚を取り込んだ時に助骨にヒビが入り、眠れぬ辛い日が続いた。そんな日々の〆には、いつも痛みを忘れるためにお酒に逃げていた…(^_^;)。

ボリビア釣行最終日の写真が残っていた。泥酔し記憶があまり無く、詳しい状況下は分からぬが、俺、凄い顔(^_^;)。

その前の写真を見ると、お決まりのヤツね…。食べ物を粗末にするのは好きではないけれど、ケーキを作った本人、ボリビアのオバさんが押しているので、まあヨシとしよう…。

現在、体は完全回復しています(^^)。