鯰6日目(鯰7匹 バイト16回バラシ4回/Kさん5匹・Y田さん1匹)
4月18日の釣り
日没間際からKさんと共に、12日に発見したNewポイントを6日ぶりに再訪する。グットポイントだからといって、毎日の様に叩けばすぐに鯰はすれる。水温・水位等を考慮し、微妙になか日を設けるのがいつまでもポイントを長持ちさせる秘訣だ。しかし、開始から30分ほぼバイト無しとか…。桜が開花した秋田県中央部だが、釣行時は12℃前後と肌寒い。
だが、辺りが闇が深まるにつれ、ポツポツとアタリが増え始める。



このポイントは住宅から生活排水が流れ込んでいるのだが、鯰は日没後に「流れ込み直下」を目指し徐々に集結してくる。
Kさんに「流れ込み直下」を任せ、俺はそこに至るまでの遡上コースを叩いていく。鯰はどうやら岸辺の護岸に沿って遡上している模様。対岸に丁寧にジタバグを落とし込み、3匹連続で捕獲! それにしても、ここの鯰は「バフッ!」という捕食音を響かせアタックしてくることは稀で、ほとんど音も無く吸い込むようなバイト。気づいたら鯰がジタバグを水中に持ち込んでいることも多く、暗闇の中、微かに見える水面の波紋とラインの変化でアタリをとってゆく。



おたまじゃくし体型のイイ感じに太った鯰。

夢中になってロッドを振っていたその時、対岸から突然ライトを向けられ目が眩む。どうやら、付近住民がドブ川の怪しげな物音に気づき、偵察している模様です。光の加減でこちらから彼らの様子は丸見えですが、彼らからは「何かが川辺でうごめいていること」は分かるが、「一体なんだろう?」と不審に感じているようだ。自宅に戻ってからも、2階のカーテンの隙間から1時間近くもこちらの様子をうかがっている。本人はこっそりとのぞいているつもりだろうが、シルエットがカーテンにくっきりと浮かび上がっており可笑しい。今後、その家の住民から通報される日は近いと思われるが、ちょっとワクワクするのはなぜだろう…。



終盤、Kさんが調子を上げて3連続。ヒットルアーは「ジタバグ3/8OZ(何が何でも獲ってやるチューン)」や自作ルアーなど。



帰り際、もう1河川の様子を見ていくことになったが、川辺に鯰師の姿を確認したため帰宅することに。
鯰7日目(鯰6匹 バイト13回バラシ1回) 4月19日の釣り
日没間際、30分ほどドブ川を軽くチェック。開始早々からアタリがコンスタントに出て、約50mの区間で6匹を捕獲。

釣行時の気温は10〜12℃、まだ冬物ジャケットが必要な秋田の夜の鯰釣りであった。

単独釣行のため、写真は少な目でスミマセン。
鯰8日目(鯰5匹 バイト12回/Kさん2匹・Y田さん1匹)
4月20日の釣り
「日々是怪釣 鯰編」の締め切りが明日に迫り苦しんでいる中、Kさんから「日中、1匹獲りました!」とのメール。気晴らしに、日没間際からの出撃を決める。

Kさんとの待ち合わせ場所に到着すると、先行者あり。仕方なく下流部を攻めていると1匹目。20m先の枯れアシの中から出てきた鯰をフッキング、16mほど強引に巻き、残り4mの距離から一気に吹っ飛ばして上げた。60cmぐらいのまあまあサイズ。

その後、先行者が帰ったため、上流へとランガンを開始。ポツポツと釣果を重ねてゆく。


近頃、鯰のバイトに対する捕獲率が常時「3」を切るようになり、効率良く手に出来ている実感がある。後は気温と水量の増加で鯰シーズンが本格的に始まるのを待つのみである。今はまだ「残りカス」を無理に獲っているだけに過ぎない。


最後にKさんが2匹連続で仕留め、今日もまたあまり盛り上がらずに終了!


次回のダイジェストでは昨年11月に現れた「奴」が再び俺の目の前に…。以下URL、「秋田08〜09年の鯰」から推理せよ!
http://wind.ap.teacup.com/applet/fishing/msgcate7/archive
続く…。