「1日目」
「”あいのり”でゆく、鬼狩り」。って、そんなこと可能なのかっ!? 実はジープチャター費用を安くおさえるために、「一般観光ツアー」と「カタログ&雑誌写真撮影」と「自分の釣り」をミックスした超行き当りばったりツアーを遂行したのです(笑)。メンバーは男4人(俺、カメラマン曼荼羅さん、スーパーバックパッカー坂垣さん、謎のアメリカ人JJ)、女の子2人(ハナちゃん、ノリちゃん)、そしてドライバーのカバ男。
「女の子をチョロートに連れて行って大丈夫なのかっ!?」とお思いでしょうが、一人でアフガンやコロンビアにあっさり旅をしちゃうぐらいのタフガール達なのでご心配なく!(日本の釣り師よりタフよ♪) さてさてどうなることやら・・。
初日、チョロート川に向かう途中にある「ちょっとした砂漠」を観光しました。左写真、おきまりの一発芸「砂漠で行き倒れる人」を披露する俺。右写真、そんな俺を放置し「キャッキャ」と砂山を登る彼女たち・・。

なかなか綺麗な風景ですが、はっきり言って俺には「退屈です!(笑)」。「早く釣りがしてぇ〜!」。
日が沈み、川原にテントを張ってアウトドアクッキング! 左写真、最近の俺の得意料理「鳥モモの炭火焼」。格段に料理技術はアップしております!(でも、それから2週間後、まさかあれを料理して食うことになろうとは・・)。右写真、カメラマン曼荼羅さん。世界の山を渡り歩いてきただけあってアウトドア料理はお手のモン。フランス仕込みの野菜スープ、美味かったっす!


とりあえず、初日はこんなもんっす。
「2日目」
2日目、チョロート川に程近い「遊牧民のゲル」を訪問! みんな思い思いにゆったりと楽しんでいます。
しかしっ! 俺の心は「早く釣りしてぇ〜」。ということで、遊牧民の振るまうアルヒ(地酒)をガンガン飲んで気を紛らわせる俺(笑)。

そして終に姿を現したチョロート川。「う、美しい」、しかし本命ポイントはまだまだ先です。

途中、一発芸「橋からぶら下がり」を披露するが、「酔い」と「橋の腐り」のため、芸術点が低い一枚となりました。無念・・。
そんなこんなで、ダラダラとポイントに向かうと夕暮れ時に・・。夜になると大雨になりこの日の釣りは断念しました。皆でカレーを作り、狭い車内で寂しい夕食。トホホ・・。
「3日目」
早朝一人テントを抜け出し鬼狩り開始! 先ずはストーム社のシャロークランクサブワートを使い水面直下を広範囲に高速チェック。キャンプ地から約1km下流の緩やかな流れのシャローでレノックのあたりが連発! そしてファーストキャッチは
62cm2.4kgのランカーレノック!

そしてさらに1km下流。岩裏の反転流で初タイメンを狩る!
77cmとお子様サイズながらとりあえず安堵のため息。
「3日目後半に続く!」と言いたいところだが、この日から7月26日までの画像を間違ってすべて消去してしまったの・・。
坂垣さん、ハナちゃん、ノリちゃん、JJ>
あの楽しい思いではすべて消え去りました…。
羊をとっ捕まえ丸ごと食べたことや
フブスグル湖畔で、大木を使った「無茶苦茶な焚き火」や
坂垣さんやハナちゃんが釣った魚や
俺が前半に釣ったタイメンやら
地リス捕獲作戦やら
あのお馬鹿で最高に楽しかった旅の写真はもうない。
あぁ…。
「補足」
この日の午後、
71cmのタイメンを追加(ルアーはサブワート)。翌日夜釣りで
87cmをゲット(ルアーはジタバグジョイント改)。
※下写真はカメラマン曼荼羅さんが撮影した1枚(87cm)。

そしてハナちゃんにタイメンがヒットするが痛恨のバラシ(レノックはポツポツと釣っていました)。
※下写真はカメラマン曼荼羅さんが撮影した1枚。

翌々日、川を後にしテルヒンツァガーン湖に向かう。
12日目に続く!(泣)