怪魚はいったいどんなお味? その疑問に答える
「怪魚を食べよう!
怪魚快食その7 アカメ編」
「アカメ(赤目)」学名: Lates japonicus
原産地:日本(高知・徳島・宮崎など)

ホントは元気に帰ってもらいたかったけど、ダメだったらきっぱり気持ちを切り替え、「食おうか…」。1時間半にわたる蘇生の甲斐なく、回復は絶望に思われた…。
でも自分は、基本的に海釣りはゲームフィッシングとしてではなく、ほぼ100%「食料調達」のためにやっている(よって、コスパの悪いルアーフィッシングはほとんどやらず、餌釣りがメイン。効率よく魚が捕れるなら、漁でもいいと思っている)。ということで、割りと希少種といえど、すんなり食う方向に気持ちが向かった! エラの後ろにナイフを突き立て血抜きをし、氷と一緒にクーラにぶち込んで帰路につく。

自宅に持ち帰り、あまりの大きさに、大雑把な解体作業はお風呂場ですることに…。

食べ切れない恐れがあるため、近所にもお裾分けしたら凄く喜ばれた。から揚げにしたら、旦那さんとお子様に大好評だったらしい。

巨大な頭がもったいないので、

鍋にぶち込んで、出汁をとることに…。

我が家の台所、違和感が半端ない。不思議な光景だわ(-_-;)。

アラの部分も勿体ないので、出汁をとり味噌汁に。しかし、メーター超えると、背骨ぶっといね…。
先ずは、刺身とカルパッチョを試してみるが、あまり美味しくない…。固くて、どこかパサついていて、アカメは生食には向かないと思う。


しかし、ムニエル・唐揚げはホントに美味かった!

バラマンディもこんな感じの料理が合うもんなぁ。ラテス系は油で揚げる・炒める料理が個人的には一番美味いと思う。

そして、アカメとアサリの旨味が凝縮されたアクアパッツァ! 中々です。

最後は出汁が思いっきり出ているアカメ★ラーメンで〆…。

食べ応え抜群、ご馳走さまでした(^^)v。
「怪魚のテキトーレシピ7」
刺身はあんまり美味しくないが、火を通すと、癖がなくとても食べやすく、どんな料理にも合う上品な白身魚。素人が作るなら、から揚げとムニエルが簡単で、無難かな…。から揚げは甘酢あんかけと組み合わせたら美味しいよ!

下写真は、俺が作ったテキトー★アカメ★ムニエル。【作り方】1、フライパンにオリーブオイルをしいて、スライスしたニンニクを炒める。香りがでたら取り出す。2、塩コショウ、小麦粉を降ったアカメの切り身を投入。3、片面が焼けたらひっくり返し、バターひと欠片を投入。4、空いたスペースでミニトマトと玉ねぎを炒め、しんなりしたらお皿に盛り付ける。超簡単です(^^)v。

あとは、30〜40cmぐらいの小型アカメは炭火で塩焼きにすると、身がホクホクで柔らかく、凄く上品な白身魚だったわ。
作り易さ ★★★★☆(万能食材)
美味しさ ★★★★☆(普通に美味い)
レア度 ★★★★☆(釣るのがムズい)
※不定期更新 次回に続く…。
★★怪魚快食の過去記事★★
怪魚快食その1(アリゲーターガー)
怪魚快食その2(バラマンディ)
怪魚快食その3(ホワイトスタージョン)
怪魚快食その4(グーンシュ)
怪魚快食その5(ノーザンパイク)
怪魚快食その6(ダトニオ)