留守電に気が付いて、実家の母へ電話。
先ずは何度も電話したのに遅いと文句を言われ、
次に、父の前立腺ガンの担当医からの話。
「薬の効果がなくなってしまったので、
これからは自然に任せましょう。」
と言われたのがショックらしく、
母は涙ぐんでいるようでした。
もともと10年前に診断されたときに、
2〜3年かもしれないと言われていたんです。
医師が「平均寿命まで頑張れたらいいね。」と言ったのを
何を勘違いしたのか、
両親は「医者が10年保証すると言った」と言い張り、
そう思い込んだのが良かったのか、
結果的は平均寿命を超えることができました。
もうここまでくれば、病気があろうと無かろうと
同じことだと思うんですけどね。
慰めにもならないかもしれませんが、
「医者が言うことは当てにならない。
運が良ければ、もっと長生きできるんじゃない。」
とだけ言っておきました。薄情な娘です。

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