昨晩は疲れて、お風呂は暖まるだけにしたので、
朝風呂に入ってさっぱりしました。
母にも入るように勧め、髪を乾かしてあげました。
朝食をゆっくり取って、部屋に戻ってから、
kayanaに電話すると、まだ何も食べていないと。
母はお土産を買いたいのですが、お店は10時開店。
そこで、kanayaに「DOUCE」のパンを届けがてら、
学生寄宿舎を見物することに。
部屋替えがあってからは、私も初めてで、
1・2回生の時よりも更に狭い部屋になってました。
「普通は上級生のほうが広い部屋なんじゃないんの?」
と母が言うと、
「1・2回生で狭さに慣れたところで、
更に狭いほうにいくので大丈夫。」
と、kanaya(笑)。
三人で食堂に行き、きょうの予定の相談。
午前中は、母はお土産屋さん巡り。
私は kanayaの引越荷造りの手伝いをすることに。
私とkanayaは、どんどん段ボール箱に詰めましたが、
目途が立ったのが、11:53。
12時に近鉄奈良駅の行基さん前の約束だったので、
母に電話してから、
処分する荷物を指定された場所に運びました。
大きなゴミ集積場と化した中庭は、
既に、お布団や衣類など、たくさん捨ててありました。
母と合流してから、
「ふれいあ回廊 夢しるべ 風しるべ」の「黒川木家」へ。
kanayaは好き嫌いが激しく、特に和食は苦手でしたが、
4年間の寮生活で大体何でも食べられるようになりました。
kanayaとの外食で、日本料理は初めてかもしれません。
三人とも「葛の膳」を注文。
見た目にも美しく、美味しく頂きました。
食後に近くの依水園へ。
間口は小さいので、最初は狭いのかと思ったのですが、
どっこい奥が深く、奈良は店舗だけじゃなくて、
庭も細長く造るんですね〜
ホテルに荷物を預けたままだったので、
母をkanayaに任せて、私は急ぎ足でホテルへ行き、
二人分の荷物を持って近鉄奈良駅へ。
kanayaは、平らの道を選んで、
ゆっくり歩いてくれたようで、母は喜んでました。
kanayaと別れて、母と私は薬師寺へ向かうことに。
雨が本降りになってしまった中で、
薬師寺には亡くなった父の写経が納められているので、
特別な思いがしました。
白鳳伽藍を見終わったところで、雨があがり、
玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画殿へ。
ここで、母の衝撃的な発言
「三蔵法師って、お話の中の人だと思ってたわ」
できればもっと小さい声で言って欲しかった(笑)。
平山郁夫画伯の壁画の前では、
丁寧な説明をしてくださる方がいらっしゃり、
母も私も、有り難く聴かせてもらいました。
京都までの電車で、ひと寝入りして、
少し元気を取り戻し、駅では、しっかりお弁当選び。
いろいろ迷った末に「京のおばんざい」に決めました。
これも、とても美味しかったです。
帰りの新幹線では、ずっと起きて、話をしてました。
東京駅から、気を引き締めて、もうひと頑張り。
きちんと実家まで送り、
仏壇にお線香をあげ、父に報告してから帰りました。

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