Tさんが、きょうの午前1時14分に亡くなりました。
常設休憩所で一緒にボランティアをしていて、
Tさんのこともよく知っているHさんに出したメールを
ここに残しておきます。
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題名: Tさんご逝去
本文:
Tさんが、きょうの午前1時14分に亡くなりました。
実は、木曜日にお見舞いに行ったときに
危篤状態になっていました。
私が病院に行ったときにはまだ反応があり、
最後に目をしっかり合わせることができ、
Tさんの目がかすかにうるんでいたように思います。
全身に様々な管や器具を取り付けられ、
呼吸もとても苦しくて、痛々しい姿でした。
最後まで6人部屋のままで、カーテンも開けたままなので、
あまり声をかけてあげることもできませんでした。
呼吸が頻繁に止まるようになり、
夕方遅くまで付き添っていましたが、
いつもとても痛がっていた痰の吸引をしても
反応がなくなってしまったので、
そっとお別れをして帰ってきました。
昨日は、いつ病院から電話がかかってくるか
と思っていましたが、
折角の楽しみに水を差してもいけない
と思って黙ってましたし、
飲んでいる間は携帯の電源を切ってました。
病院から電話をもらったのが午前2時過ぎで、
そのときは、ひと寝入りして
アルコールも抜けていたので、
ちゃんと挨拶することができました。
Tさん、苦しかっただろうに、
私たちが楽しんでいる間は
頑張ってくれたような気がします。
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Tさんのご遺体は、たぶん、
病院から直接、火葬場に運ばれたんだと思います。
後見人の方が、どれだけのことをしてくれるのか
分かりませんが、
実の息子さんも、弟さんもいらっしゃるので、
骨を拾いには来てくれることを祈ってます。
たぶん、火葬場は車でないと行かれないところだろうし、
私の役目は終わったんだと思います。
心残りは、
ひと口、何か美味しいものを食べさせてあげたかった。
お水でもいい、ひと口だけでいいから、
飲ませてあげたかった。
Tさん、ごめんね。
今頃は、天国の奥様のところでしょうか?
うちの父もカメラが好きなので、
一緒に遊んでやってください。
心よりご冥福をお祈りいたします。 合掌

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