藤野に住み始めてほぼ1周年。それを記念して本日は峯山に登りました。
その前に、菅井下集落を上に登り切ったところにある耕人舎によってみました。ここは、児童文学者の故今西祐行さんがやっていた、菅井農業小学校の建物。眺めが素晴らしく、是非自分たちでも使ってみたいなと言いつつ。
峯山へは、菅井上集落の中を入り、途中までは東海自然歩道を歩きます。登山口には馬頭観音など、いにしえの人々の信仰の息づきを感じます。とても広くて歩きやすい道で、高低差もほとんどありません。
天神峠と峯山への分岐点、石碑が建っていて、どうやら江戸時代に近くの集落(綱子、吉原、菅井)の人が建立したもののようです。
峯山方面へ日だまりハイキングを続けると、途中で送電線の鉄塔を横切ります。また、東側斜面下には謎の工事現場、西側には綱子の集落が見えます。綱子や小舟集落に通ずる道がいくつか横切り、昔の生活道が忍ばれます。山頂へは400メートルほど急登の階段を上り、山頂には古峯神社。これは火伏せの神様だそうです。この神社の講は設立100周年を超え毎年5月3日は例祭が行われているとか。
大久和方面へ下ると、3つの石神(風、龍、雨)の石碑が立っていました。急な斜面を下る途中で、藤野駅周辺の集落が一望されます。大久和の集落を降り、マイカーを停めていた場所へたどり着いて、近くのやまなみ温泉でゆっくりしました。

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