1月9日、関東には雪が降った。藤野でも今年初めての積雪。これは中央線藤野駅付近。
2日後の1月11日、山岳会の新人(=私)歓迎山行で、丹沢の塔ノ岳に行った。私たちの家からは丹沢の北の方が見えるのだが、雪で白くなっていたので、南斜面とは言え、塔ノ岳にも雪が残っているだろうと思われた。
小田急線渋沢駅からバスで大倉に行き、大倉尾根を登り始める。ここは丹沢の銀座といわれている所で、登山者が頗る多い。下の方は雪は残っていないが、霜柱が至る所で見られる。
大倉尾根は単調な登りだが、時折富士山が眺められる。
しかし、本当に登山者が多いようで、必然的に道は削れ、土嚢を積んだり、土留めをしたりして、登山道は痛々しい。
山頂付近から雪が多くなり、軽アイゼンを装着する。
山頂は360度の展望。丹沢でもここまで展望がいい所は他にないという。塔ノ岳に限らず丹沢エリアは昔から修験道と関係が深いようで、塔ノ岳も別名を尊仏山、近くには大日など、仏教から来ていると思われる山名が多い。


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