気がついたらブログの更新が1ヵ月以上滞ってしまった。仕事が忙しくなってきたのと、特段に書くべきことが見当たらなかったというのが実情で、楽しみにされていた皆さんには申し訳ありませんでした。
この年末は、21年振りに実家の大阪に帰省した。高校を卒業して上京して以来、初のことである。何故こんなに間が空いてしまったのか、これについてはまた改めて書くこともあろうかと思うが、家族に対しては恐縮する思いで一杯である。
そして、大晦日は筆者の39歳の誕生日。この日は、全国的に雪で大荒れの予報だったが、連れ合いと一緒に高野山に出かけた。
今回は、初めて電車を使った。天下茶屋から南海電鉄高野線で、橋本駅からは山岳鉄道になる。ちらほら雪が降っていて、電車終点の極楽橋駅では吹雪いた状態になっていた。ここからはケーブルカーで5分で高野山。当日の最高気温は−5度の予報だった。
ケーブルカー終点から、バスで奥の院前の中の橋まで。店は殆ど閉まっているが、参詣者はまずまず。海外からカップルで来ている旅行者も多い。年越しを宿坊で過ごすのだろう。
ボランティアの方達が参道の雪を掻いている。
参道脇の化粧をしたお地蔵さん。高野槇が供えられている。
奥の院手前。ここからは写真撮影禁止となっている。正月の準備で、お坊さん達は大わらわであった。この日は、普段は入ることの出来ない奥の院の外陣まで入ることが出来た。御廟前でしばし今年1年を振り返り、新年に向けて思いを新たにした。
奥の院の前を流れている玉川ほとりに佇む観音菩薩、地蔵菩薩達。
無縁仏となった墓にも雪が降り積もる。
奥の院参詣後は、大師教会にて写経をして帰った。冷え性の連れ合いには大変な高野山だったろうが、よくお付き合い頂きました。
昨年のブログには「ちょっと計画していることがあり」と書いたのだが、この1年を通じて目立った進展はなし。気長に行くしかないかなと。その代わり、2人とも予想だにしていなかった転職を経験した。このことによって、より深く藤野に関わることが出来たら面白いかなと思っている。新年もよろしくお願いします。


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