このところの猛暑で家族揃って寝不足が続き、夜は何もやる気が起きない日々が続いていた。3日は東京・三軒茶屋で行われた参議院東京選挙区候補者、無所属の三宅洋平の選挙フェスに参加してきたのだが、報告するのが遅くなってしまった。
選挙フェスについては、既にネットなどで情報を得ている方も多いかと思う。従来の選挙運動とは一線を画す、大胆で実験的な空間であるが、私たちが参加した三軒茶屋のような小規模なものでは、ライブ演奏は演説のバックに収まる程度で、1時間の前半は山本太郎、後半は三宅洋平の演説であった。
画期的だと思うのは、演説の最中、ずっとライブ演奏がバックに流れていることであった。また、ボランティアも、従来の選挙活動では見なかったような感じの人たちばかりだ。そして、山本太郎や三宅洋平から発される言葉の1つ1つが、聴衆の胸の内に届くような力を持っているように感じた。
百聞は一見にしかず。選挙戦も終盤とはなったが、もしも興味を持たれた方がいたら、まずは近くで行われている選挙フェスを生で見ることをおすすめする。選挙活動のイメージが一変することであろう。そういう条件にない方は、youtubeに動画が多数あがっている。
当選に至るまでにはハードルはまだ高いと思うが、また、「あの髭と髪の毛が気にくわない」という方もいるとは思うが、個人的にはこの選挙スタイルは定着して欲しいと思っている。それは、とりもなおさず、選挙に今まで関心がなかった人たちを引きつける力があると思うからである。


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