今年は藤野も暖冬のようだが、それでも冬は寒い! 避暑ではなく避寒が必要ということで、土日で行ける暖かい場所、伊豆に家族で出掛けた。
投宿したのは、もう馴染みとなった西伊豆は雲見温泉の雲見園である。子どもが、時折思い出したように「また雲見園行きたい!」と言うので、冬に行くことにしたのだが、実はこの時期、伊豆の旅館はトップシーズンでもあり、いささか財布には痛い旅となったのだが。。
この時期、「夕日が綺麗ですよ」という女将の言葉で、雲見の思い出岬へ。
財布に痛い原因の伊勢海老と鮑。しかし、美味しい!
見た目は地味だが、これは焼き胡麻豆腐。未知の食感!
朝食では、昨夜の伊勢海老が味噌汁に。
チェックアウトの際、雲見園も加盟する日本秘湯を守る会の会員宿の厳しい現実を聞く。家庭経営の宿が多いため、掃除をしてくれる人を確保するのが大変だそうである。そのため、閉館を余儀なくされる宿も出てきているそうで、季節労働という感じなのだろうが、そういう働き方をしたい人とのマッチングが上手くいけばと願う。
女将のお勧めで、雲見の渡辺農園で蜜柑狩りをすることに。1人500円で信じられない程の伊予柑を頂きました。
これまた女将のお勧めで、雲見の隣の石部の浜で、貝殻やシーグラスを拾う。雲見は、波が荒くないため、シーグラスは余り磨かれないそうである。石部はこんな感じ。
石部の浜より見えるのは、何と南アルプス! 海と南アルプスの隣り合わせは、私にとってはかなり異次元の感覚である。
西伊豆の旅、最後に訪れたのは土肥。西伊豆最大にして最古の温泉地である。
土肥には、ギネスブック認定の世界一が2つある。土肥には、江戸時代から1965年まで採掘された土肥金山があり、その跡地がテーマパークになっている。そこに、世界最大の250sの金塊がある。
もう1つは、海水浴場の近くにある世界最大の花時計。
花時計の周囲は石を敷き詰めた健康歩道となっているが、これが意外に本格的で痛い!
ここには、日本で一番最初に咲くと言われている土肥桜(正式な品種名は伊豆土肥)があり、1月下旬から咲くそうだが、暖冬の影響で既に葉桜状態。
土肥にも河津桜が植わっているのだが、今が満開。河津桜も今年はかなり早いようで、現地で2月10日から行われる桜まつりの前に満開?だそうである。
子どもも成長してきたからか、西伊豆の旅も段々と面白くなってきた。土肥の足湯で休んで帰宅。お疲れ様でした!


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